プラスアルファの本棚

僕の好きな事を勝手気ままに紹介します!youtueもやってます!


スポンサードリンク

箕輪厚介流、最先端の仕事術!!『死ぬこと以外かすり傷』

 会社、つらくないですか?日々、ストレスを抱えて過ごしていませんか?

 きっと、そんなふうに思ったあなたに今の会社はあっていません。転職をおすすめします。…なんて言ったところで、きっとすぐには無理なんでしょうね。転職をするとなったら、多くの人は時間をかけて候補を探し、けれども実際に行動に移すまでに更に時間を要するのでしょう。しかし、それではいけない。

 時間は有限です。どんな人間にも1年は365日しかなく、1日は24時間しかありません。1秒だって無駄にしている時間はないのです!

 とはいえ、頭ごなしにそんな事を言われたって動けないし、動きたくないと思うのが人間です。人はなるべく、現状を維持しようとする特徴がありますから。

 ですが、そんな自分の中の凝り固まった思考を打破する事ができたら?当たり前だと思っていた考え方がもう既に過去のもので、今の時代、1秒でも早く、頭で考えるより脊髄反射で動くのが正解だと言われたら?

 おそらくあなたは今、そんな事はないと思っているでしょう。自分の中の常識は非常識ではなく、やはり常識なのだと。それこそが、一種の凝り固まった思考なのです。

 今日紹介するのは、そんなあなたにピッタリの一冊。1分1秒だって無駄にしたくないと思わせてくれる、熱量に満ちた熱々の書籍です。

f:id:purasuarufainburogu:20190920082902j:plain

 箕輪厚介さんの『死ぬこと以外かすり傷』。天才編集者と呼ばれる箕輪さんの、熱量と時間の大切さ、そしてコンマ1秒でも早く行動に移す事の大切さを学べる、素晴らしい本です。本当にこれはいい本だと思うので、強くおすすめします。

 

箕輪厚介という男。

 幻冬舎という出版者で働く。『空気を読んではいけない』『リーダーの教養書』など、多数の書籍の編集を担当。著書には本書『死ぬこと以外かすり傷』『編集者を目指すあなたが読むべき本』があります。考えるより先に体を動かす、そんな行動が骨の髄まで染み込んだかのような男。彼の行動、考え方は従来とはまるで違っています。彼だからこそできることもあるし、彼でなくともできる事もある。その言動、生き様には多く、学べるところがあります!

予定調和を破壊せよ!に秘められたメッセ―ジ。

  予定調和で仕事を進めても、新しい物は何も生まれない。箕輪さんは本の中でそうおっしゃっています。彼がその事に気付いたのは、高校生の頃。ひとりで海外へと旅行に行った際、パスポートを紛失してしまった事に単を発します。

 確かに、このエピソードは一見すると箕輪さんのドジによって引き起こされた間違いのように思えます。しかし、それだけではありません。

 箕輪さんはこの時、周囲の日本人旅行客から少額ずつお金を恵んでもらっていました。その体験が、箕輪さんにひとつのひらめきを与えてしまったのです。

「これでビジネスになるんじゃね?」そう考えた箕輪さんは、この体験から、トラブルに身を置く事の大切さを知ったと言います。

自分で金を稼げ!に込められたメッセージ。

 大抵のひとは多くの場合、どこかの組織に所属している事だと思います。それは会社だったり、サークルだったりするでしょう。しかし金を稼ぐ、という分野においては、就職をする、というのはこれからの時代デメリットでしかありません。

 組織に所属する、特に社会人としてそれをしてしまうと、なかなか抜け出すのが難しくなります。いわゆる〝社畜〟に成り下がってしまうわけですね。

 しかし、現代は変化の激しい時代。大手企業が次々に倒産し、1年後はおろか半年後ですら誰も予想が付かない事が起こるかもしれない時代です。そんな時代に大企業にしがみつく行為は、ただ座して死を待つのと変わりありません。大手に就職したからと言って安心していては、いつかその泥船と一緒に沈んでしまうのです。

 そこで箕輪さんは自分で金を稼ぐ事の大切さを説いています。とはいっても、これは僕がこの本を読んでそう思った。というだけの事ですが。

 自分で金を稼ぐとはどういう事か。給料をもらうのとはどう違うのか。同じ事ではないのか。そう思った人もいる事でしょう。しかし、全然違います。

 自分で金を稼ぐ、とは自分で自分に値段を付け、それを売る、という事です。

 プログラミング、ライティング、エンジニア…何でもいいのですが、自分自身の強みを生かせるスキルを身に付け、それを他者へと売り込む。ただ会社の中で漫然と与えられた予定調和の仕事をこなすだけでは不可能な事が、自分で自分を売り込む事で可能になります。

 箕輪さんの場合は、現在でも編集者として働いているそうです。結局組織に依存しているじゃないか、と言われるかもしれませんが、それは違います。

 組織に所属しながら好き勝手にやる。これができれば、自分自身で稼ぐ事と同等かそれ以上に強みを手に入れる事ができます。それというのも、自分で稼いで好き勝手にやると、責任や負担は全て自分で負わなければなりません。しかし組織に属していれば、責任のいくらかは組織が追ってくれるし、金銭的な負担にしても0にできるか、できなくても0に近付ける事が可能になります。

 そうやって組織に所属しながら好き勝手やり、責任や金銭の負担は組織に投げる。紺の方法を箕輪さんは推奨しています。そちらの方がリスクを限りなく少なくできるからです。

 もし今、みなさんが何らかの組織や会社に属しているのなら、箕輪さんのように好き勝手にする事を推奨します。新しい事に挑戦し、いつでも自分一人で稼げるようなスキルを身に着けておく。簡単な事ではありませんが、これから先の未来、これができなければ野垂れ死にとまではいかなくても、裕福な暮らしは望めないでしょう。

名前を売れ!に込められたメッセージ。

 名前を売れ、自分が何者なのかを証明しろ!唐突にそんな事を言われたところで難しいですよね。僕だってそうです。

 しかし、これは何を置いても大事な事です。自分はどんな人間で何をしていて一体どんなスキルを持っているのか。これができなければ、自分で金を稼ぐ事など不可能と言っていいでしょう。

 箕輪さんは「はったりでいい」と言います。最初は嘘八百を並べたてたって構わないと。始めにはったりをかまし、それから帳尻を合わせるために死に物狂いで行動する。自分が言った口からの出まかせをででなくすればいい。責任なんて言葉は脇に置いて、まずは一生懸命、脇目も降らずに行動する。できるかどうかを考える前にやれ!それが箕輪流仕事術の極意です。

こちら側に来て、一緒に革命を起こそう!に込められたメッセ―ジ。

 本書の冒頭で、上の言葉が述べられています。これは何かというと、本書を読んだ人に向けられたメッセージです。まあそのままですね。

 本書には自分を変えるためのエッセンスがたくさん詰まっています。自分を変えるためには科学的に、学術的に、技術的に、といった要素ももちろん大切ですが、まずは何を置いても変わりたい、と思う心が大切でしょう。何かに憧れ、誰かに憧れ、ああなりたい、ああなってやる、と思える出会いこそが自分を変える最大のきっかけになると思っています。

『死ぬこと以外かすり傷』は、そんな変わりたいけどどうしたらいいのかわからない、何を指針にしたらいいのかわからない、という人に向けた本だと勝手に思っています。

 彼の行動から、言葉から、文章から。熱く煮えたぎるような情熱と熱狂が伝わってくるようです。そして、その熱狂はこの本を読んだ人全員に電波する事でしょう。いつしか日本中が彼の熱に巻き込まれ、盛り上がりを見せる日が来るのではとわくわくしています。その時こそ、日本は面白い事であふれ、笑顔が絶えない国になっているのだと思います。

 何をしたらいいのかわからない。自分を変えるためにどうしたら一番いいのだろう。そんなふうに、道に迷っている全ての人に読んでほしい本だと思っています!

最後に。

 最後に、僕の夢を語っておしまいにしたいと思います。僕は今、こうしてブログを更新しています。その目的はお金を稼ぐ事です。これはもう、はっきり言っておきます。

 でも、お金を稼ぐ事は目的のひとつですが、最終目標ではありません。

 僕の最終目標は自由を手に入れる事です。いわゆる勤め人にならずに暮らしていける額をネットを通じて稼ぐ事です。僕は本を読むのが好きなので、その大好きな読書で暮らしていけるようになるのが最終目標です。けれどこれも、人生の目標、というにはいささかニュアンスが違うのかもしれません。

 僕もそうだし、誰だってそうだと思うのですが、人は誰しも幸せになりたいと願うものです。そして幸せは人によってそれぞれ違う。どんな形が幸せかはその人にしかわからないので、僕は僕が幸せと考える事を言いたいと思います。 

 僕の幸せは本を読んで暮らす事。贅沢をしたいとは思いません。なので手取りは大体月に多くて20万円くらいあればいいと思っています。もっと少なくてもやっていける自信もあります。

 僕の望みは本を読む時間を多く取れるようにする事です。そしてこうやって「こんな本があるんだよ、世の中にはこういうダメ人間がいるんだよ」と発信する事で、最終的にみなさんの暮らしがよくなれば、言う事はありません。

 僕は僕が熱狂できると感じた事に僕が持てる全てのリソースをつぎ込みたいと日々願っています。しかし願っているだけでは何も実現しません。行動こそ、自分の願いをかなえる唯一の方法です。

 本書の中にこんな言葉がありました。「絶望は何の役にも立たない」。

 すさまじい、厳しい事葉だと思いました。ブラック企業に就職したから、貧乏だから、学歴がないから。世の中はそんな〝絶望〟であふれかえっています。しかし、それらはただの言い訳でしかないと今回のこの本を通して僕は思いました。

 どれほど絶望して、膝を抱えていても何の役にも立ちません。もしこれを読んでいる人がいたら、せめてこの言葉だけは覚えておいてください。最悪この本を読まなくてもいいのでは?と思います。

 そして、もし行動する事を決意したのなら、できなかったらどうしよう、ではなくどうやったらできるだろうかと考えてください。目的を達成する手段だけを試行錯誤してください。そして僕と一緒に、好きな事で生きていく未来を手に入れましょう。

 僕が今、この一文を読んでいる全ての人の指針となれるようになりたいと思います!!


スポンサードリンク