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僕の好きな事を勝手気ままに紹介します!youtueもやってます!


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メンタリスト直伝!驚くほど身に付く科学的学習方法はこれだ!!

 勉強、好きですか?嫌いですか?僕は…学生時代は嫌いだったけれど、今はどちらかというと好きな方です。自分が興味のある分野、関心のある分野に関して、ですけれど。

 僕は今、ダイエットをしています。最初は85キロあった体重が2年経った今では65キロまで落ちました。最初の質問と関係ないように思えるかもしれませんが、実これ、おおいに関係ありまくりなのです。

 というのも、最初の1年は全然体重が落ちてくれませんでした。ダイエットを決意して初めてみたのはいいものの、全く効果がなくて挫折しそうになってしまいました。

 そんな折、僕は1冊の本を手に取ったのです。それは今回ご紹介する本ではなく、よくあるダイエット本だったのですけれど。

 しかし、その方法を実践してからというもの、みるみる体重が落ちていったのです。それからでした。僕が勉強好きになったのは。きちんとした知識や理論を学び、実践していけば自分を変える事ができる。自分で自分をコントロールする事が可能だと知った僕は、より多くの事を学びたいと思うようになりました。

 まずはダイエットについて、たくさんのネット記事や本を読み漁りました。YouTubeに上がっている動画を見たりもして、自分なりに勉強を進めていたのです。

 そんな最中で出会ったのが今回紹介する本です。

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 そんなわけで今回はメンタリストでおなじみ、DaiGoさんの著書『超効率勉強法』をご紹介させていただきます。みなさんが昔から実践している勉強法は間違えだらけだった。科学的なエビデンスを元に、DaiGoさんが実践し、僕も実践している方法の書かれた本です。

 

 学校で教えている勉強法は間違えだらけ!?

 勉強、というと、みなさんはどんな光景を思い浮かべますか?ほとんどの人は、学生時代を振り返って、椅子に座り、机に広げたノートに板書する光景を思い浮かべると思います。その退屈さたるや、まるで地獄のようでした。あんなふうにただ教師の真似をしているだけでは、ロボットと同じです。やる気も下がるでしょう。

 僕たちはロボットではありません。全く同じ事を反復したところで、非効率的なのです。

 他にも、アンダーラインを引く、同じ個所を何度も読み返す、音読する。無意味とは言いませんが、これもかなり効率の悪い方法です。

 語呂合わせなどは、僕が思うに最も効率の悪い記憶術です。いい国作ろう(1192)鎌倉幕府、と僕も学生時代に教えられました。しかし、それで覚えていても仕方がないのです。実際に必要なのは、1192年に鎌倉幕府が存在した、という事ではなく、鎌倉幕府が誕生し、そこで何が起き、征夷大将軍が誰で…といった内容です。その内容を覚えていなくて、年号だけを覚えておいても仕方がありません。

 こんなふうに、学校の授業というのはとにかく無駄が多い。これでは、僕と同じように学校の授業を無駄だ、面白くないと感じる生徒が多いのも納得です。だって身にならないし、結果が伴わないから。

 人間は面倒な事はやりたくありません。家での予習復習など、面倒事以外の何でもないのです。なら、できる事ならそういった面倒事は避けたいと思うのが人情ではないでしょうか?結果として学業の成績はどんどんと落ちていくばかり。テストで100点を取れない勉強など、学生なら誰もやりたくないと思うのは自明の理です。それは社会人だってそう。どんなビジネスパーソンでも、どんな立派な人でも他人に認められないなら、努力なんてしたくないと思うものです。

 では、一体どうしたら結果を生み出し、周囲と差を付けられる勉強法ができるのでしょうか?答えはこの本の中にありました。

超効率的勉強法で一番大事なアクティブラーニングとは?

  アクティブラーニング、という言葉を聞いた事はありますか?おそらく、普通に生活をしているだけでは聞く事はないと思います。

 アクティブラーニングとは、アクティブ(積極性)とラーニング(学習)を組み合わせた言葉です。日本語に置き換えると、能動的学習となります。つまり、自分から積極的に学ぶ姿勢の事だとも言えます。

 そんな事無理だよ、と言う人もいるかもしれません。勉強は面倒でつらいし、そんなつらい事を自分から積極的に行おうとするなんて変態以外の何者でもない、と。今までだったら、きっとそうだったでしょう。人間の脳は基本的に楽をしようとする傾向がありますから、つらくて面白味のない事はやりたがらないものです。僕だってそうでした。子供の頃から本を読むのは好きだったので、国語のテストは真ん中あたりの点数でしたが、他の、特に理数系が壊滅的でした。今では学生時代、もっとちゃんと勉強しておけばよかたな、と思っているくらいです。

 話が脇道にそれてしまいましたね。僕のように大人になってから勉強しても全く遅くありませんし、自分を変えるチャンスは割と頻繁にあるものです。問題はそのチャンスに気が付けるかどうかです。

 そのチャンスに気付けるようになるには、やはり勉強が一番手っ取り早いのです。僕の場合はダイエットを通じて、勉強する事の楽しさを知りました。そんなふうに、ふとした時に勉強するっていいな、知識を吸収するって素晴らしい、と思える瞬間がきっとあります。

 そんな時がまさにチャンスなのです。自分を変える何かに出会った時というのは、まさにアクティブラーニング脳へとマインドを切り変える絶好の機会です。そのチャンスを逃す手はありません。それこそが、人生の成功への鍵です!!

超効率的な勉強法を知れば、人生が楽しくなる?

 さて、ここまでアクティブラーニングについて簡単に解説してきました。科学的な話はまたの機会にするとして、では超効率的な勉強法、アクティブラーニングが人生にどんな影響を与えるのかについて記していきたいと思います。とはいえ、これは僕の個人的な体感の話です。著者のDaiGoさんの事葉を借りるなら「サンプル数1」しかないので、あくまで参考程度に読み飛ばしていってください。

 さて、前にも述べたように、僕はダイエットを通じて勉強する事、学ぶ事のすばらしさを知りました。人間は睡眠の時間と質が下がると判断力や注意力が低下する、空腹時はオートファジーという機能が働く、鹿児島で描かれたフランシスコザビエルの絵画には日本人離れした日本人が描かれている、投資を始めるなら少額の分散型投資信託がおすすめ、などなと。今まで読んだ事のない本を積極的に読み漁り、それまで知らなかった多くの知識を得ました。この中には人生で役に立つものもあれば、それほど役に立たないのでは?と思えるものもあるでしょう。しかしそれでいいのです。僕は今、学ぶ事の楽しさを、僕が感じた心地よさを知ってもらいたいと思っています。そのために、今は言葉を尽くして語りたいと思います。

 最近読んだ本だと、川島和正氏の『お金儲け2,0』です。僕は今、ネットで稼ぐ手段、就職やバイトをしなくてもいい方法を死に物狂いで探しています。正直なところを言うと、このブログ記事もネットで収入を得る事を目的のひとつとしていたりします。それだけではないのですが。

 ブログやネット記事のいいところは、読んだ本の内容、学んだ事をアウトプットできる点です。樺沢紫苑氏の『アウトプット大全』でもありましたが、やはり人間は記憶の定着を図る際、アウトプットの方が重要なのです。

 こうした部分が、ブログが副業としておすすめされている理由なのではと僕は思っています。学んだ事をアウトプットし、更にはお金までもらえる。これほど素晴らしい媒体はそうはないと思います。それにパソコンさえあれば、誰にでもできますし。

 またしても横道に逸れてしまいました。ごめんなさい、話を戻します。

 勉強とは鎌倉時代の年号を覚える事でも、征夷大将軍の名前を覚える事でもありません。ましてや、誰かに自分の知識をひけらかすためにするものでもないのです。

 楽しいからする。新しい事を知って、その知識を用いて誰かを幸せにする事ができる。その誰かは家族かもしれませんし、恋人かもしれません。ペットという人もいるでしょう。僕だったら、更に自分の知識を深めるために更にたくさん本を読みたいと思っています。

 とにかく、そんなふうに勉強には無限の可能性があるのです。学ぶ姿勢、積極的に知識をむさぼり、喰らう心いき、それがアクティブラーニングであり、アクティブラーニングこそが最高に楽しい勉強法なのです。その楽しさを加速させてくれるのが、この『超効率勉強法』なのです。

 効率的勉強法

運動を取り入れる。

 勉強する、学ぶという行為を思い浮かべた時、みなさんはどんな風景を思い浮かべますか?大抵の人、それも20代より上の世代はまず間違いなく、机と椅子に座って黙々と書物をする自分の姿を思い浮かべると思います。それも1時間や2時間ではなく、何10時間も。

 これが、DaiGoさん式勉強法ではありえない部分です。勉強とは何時間やったかではありません。例え20時間勉強しようと、結局身に付かなければ意味がないのです。逆に言えば、短時間で身に付きさえすれば、1時間だけでも大丈夫。そして科学の世界では、効率よく短時間で勉強を終える方法を多数発見しています。

 その方法のひとつが、短期記憶能力(ワーキングメモリ)を鍛える方法です。ワーキングメモリ、と言われてもピンと来ないかもしれません。僕も来ませんでした。

 ワーキングメモリとは脳の短期記憶能力の事です。イメージとしては、作業机の上に設計図や工具、または説明書などを広げた状態を想像してもらえればわかりやすいと思います。また、パソコンに詳しい人なら作業領域という意味でメモリと言っても伝わるかもしれませんね。

 つまりワーキングメモリとは、作業台の事です。この作業台が大きければ大きいほど、たくさんの量の作業をこなす事ができます。要するに勉強がはかどるのです。

 だから、僕たちはこのワーキングメモリの容量を増やす、作業スペースを増やしてやる必要があるのです。どんな方法があるか、わかりますか?

 その方法のひおとつが、運動です。運動をする事でワーキングメモリが鍛えられ、作業効率、勉強の効率がぐんと上がります。更に運動には他にも頭の中をリフレッシュしてくれたりと、ワーキングメモリを鍛える以外にも様々なメリットがあるので、運動を習慣にすると頭がよくなりますよ。 

 何時間も机に張り付いて勉強するんは、そういった理由から非効率だと言えます。運動不足になると人間の頭の働きは鈍りますから。

最強の勉強法「教えるつもり勉強法」。

 これは本書の中で、ティーチング・テクニックとして紹介されている方法です。

 まず、国数英理の場合、4教科全部をはじめから頭に叩き込むなんて人間離れした業は不可能に思えるでしょう。ハードルが高いし、何より時間がかかる。

 そこで、このティーチング・テクニックの出番です。まずどれでもいいので、自分が一番得意な教科を選択します。僕の場合は国語ですね。国語といっても古典や現代文など細分化されますが、ここではおおざっぱでいいでしょう。

 国語の勉強をします。川端康成でも森鴎外でも紫式部でも清少納言でも何でもいいですが、とにかく国語の勉強です。目標はこの教化だけは100点を取れるようになる。他は0点でもいいやという感じで。

 そしたら、他に3人、数学が得意な人、英語が得意な人、理科が得意な人を集めます。その友人たちとそれぞれの教化について教え合う。これがティーチング・テクニックです。ポイントは教え合う、という部分ですね。

 人は1人で何かを覚えようと思っても覚えられません。それは自分に対する甘さ、とかではなく、人間の脳がそうなっているからです。

 しかしこのティーチング・テクニックの場合は、自分が学んだ事、清少納言がいつの時代の人で何をしたどんな文人だったのかを他の3人に教える事を前提として学習をします。どんなふうに言ったらわかりやすいだろうか、こんな質問が来るかもしれない、と考えながら学習を進める事で、より細部に至るまで注意深く学ぶ事ができます。これは他の教化を選択した3人にしても同じ事です。アインシュタインとはどんな人物だったのか、サインコサインタンジェントとは何か、ブレックファーストの意味は、などなど、人に教えるつもりでやると記憶の定着が段違いのいいのです。それに、勉強していなかった部分を教えてもらう事ができるので、互いに不勉強だった部分を補い合う事ができます。

 社会人だろうとこのテクニックは有効です。何かひとつの標品を売ろうと考えた時、その商品の知識を深めていく過程でこのテクニックを使えばより自社製品について詳しくなれるでしょう。それにコミニュケーションも取れますしね。

 4教科は極端な例でしたが、これで簡単にでもティーチング・テクニックの事が理解していただけたら幸いです。

終わりに。

 ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます。いかがでしたでしょうか?ここでご紹介したふたつのテクニックはふたつともすぐに実践できるものです。ぜひやってみてください。

 ここでご紹介したテクニック以外にもたくさんの科学的エビデンスを元にした方法がご紹介されていますので、ぜひDaiGoさんの『超効率勉強法』を読んでみてください。 

 人生は生涯にわたって勉強だ、などと言いますが、実際に勉強を続けている人はほんのひと握りです。そしてそのひと握りとは、DaiGoさんを始めとして日本でもトップ企業のCEOや海外の大企業の重鎮たちのみです。

 つまり、今まで勉強なんてくそ喰らえと思っていた人でも、今から勉強を始めれば他の人と差を付ける事ができるものです。本文でも触れましたが、人間は脳の構造的に目先の面倒事を避ける傾向があります。そのバイアスに打ち勝つ事ができれば、きっと素敵な未来が待っている事でしょう。

 もう一度言いますよ。人生はその生涯にわたって、一生勉強です。学び続ける姿勢、アクティブラーニングこそがあなたの未来をよりよいものにするのです!


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