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あなたの一日が二倍に!脳科学と心理学を駆使して、二十四時間の壁を超える方法!!

 こんにちは。早速ですが、一日が二十四時間しかないって少ないと思いません?おそらく、同意してくれる人はたくさんいるだろうと思います。けれども、どうやったところで一日は二十四時間。これは動かし難い事実です。

 しかし、その常識が覆るとしたらどうでしょうか?一日は二十四時間ではなく、倍の四十八時間になるとしたら?これほどうれしい事はないと思います。だって倍になったら、今までできなかった事がたくさんできるようになるのですから。

 そんなわけで今回はそんな一日二十四時間じゃ足りない!という人にぴったりな本をご紹介します。

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 精神科医、樺沢紫苑著・「神・時間術」です。

 精神科医でもあり、アウトプットおばけでも知られる樺沢先生。書籍、ブログ、YouTube、メルマガなどで日々情報を発信し続ける彼の常人離れした活動量の裏には、科学的に裏付けられた時間術が存在していました。

 

 樺沢紫苑式、ゴッド・タイム・メソッド!

朝の時間を活用せよ!

 一日二十四時間の壁を超えるために必要な事。それは朝の時間です。脳は寝ている間に前日の情報を整理している、という話はみなさん聞いた事があると思います。つまり、朝起きてから数時間は脳の中の情報が整理され、すっきりした状態であるという事です。この状態の事を「脳のゴールデンタイム」といいます。脳のゴールデンタイムは朝起きてから大体二~三時間だと言われています。

 なので、この二~三時間の間が一番頭の中がすっきりして、集中力を発揮できる時間帯なのです。二十四時間の壁を越えたければ、この時間を使わない手はありません。

 もしあなたが在宅ワークをしているのなら、この脳のゴールデンタイムをフル活用できるでしょう。学生さんなら、この時間に勉強をしたりするのもいいかもしれません。サラリーマンの方であったとしても、新しいスキルの勉強や会議の資料作りなどをこの時間に行う事で、超高度で集中力を発揮し、濃密でクオリティの高い資料を作成する事ができます。

 ここで注意しなければならないのは、脳のゴールデンタイムに行うタスクは集中力を必要とするものであるのが望ましい、という事です。せっかくのゴールデンタイムにメールのチェックやTwitterを眺めたりなんかしていると、整理されている机の上にごちゃごちゃと物を置いているのと同じ状態になってしまいます。なので、朝のこの時間帯にあまり集中力を必要としないタスクを持ってくるの止めましょう。また、朝の身支度をしながらテレビでニュースを見たりするのもお勧めしません。メールチェックと同じように、片づいている机の上に乱雑にものを散らかしているのと同じ事が起こってしまいますから。

昼の時間を活用せよ!

 さて、今度はお昼です。昼休み、朝食を食べて大体一時間後くらいでしょうか。

 昼になると朝と比べて、集中力はかなり落ちます。なのでこの時間の仕事はだいぶきついでしょう。この時間はあまり集中できないので、それほど集中力を必要としないタスクを行うといいでしょう。前述したメールチェックなどはこの時間帯に行いましょう。

 また、お昼を食べる際にもちょっとした工夫があると集中力を七十パーセントほど回復できます。

 その方法のひとつとしては、いつもと違う場所でご飯を食べてみるなどです。 

 あなたがいつも社員食堂や学食、教室や家のリビングでお昼を食べているのだとしたら、その場所を移動してみるのです。人間の脳は常に同じ場所、景色の中にいると退屈を感じてしまいます。しかし、場所を変える、という事をするだけでも、脳の中の場所ニューロンという細胞が活性化します。これにより、集中力が回復する、というわけです。他にも仮眠をとる、軽い運動をしてみる、といった行動も効果的です。

 あなたがもし、仕事中や学校の休み時間などに集中力がないな、と感じたら、こうした行動をとってみるのもいいかもしれません。

夜の時間を活用せよ!

 最後は夜の時間についてです。夜の時間…とはいっても、終業間際は脳の活動が活発になり、集中力も高まりますので、あまり言う事はありません。もうすぐ終わりだ、と思うと元気になった経験がある人も多いでしょう。あのがまさにそれです。

 では、夜の時間をどうやって活用するか。その答えは実にシンプル。

 早く家に帰ってゆっくりとした時間を過ごす。これに限ります。

 家族との時間を過ごすもよし、ゆっくりと湯舟に使って疲れを取るもよし!何をするのも基本的には自由ですが、ここで注意してもらいたい事があります。それはスマホiPhoneなどの電子機器から距離を置く、という事です。帰ったらさっさと充電器に差して、それからは一切見ない、これに限ります。

 スマホiPhone…というよりはPCやテレビなどの電子機器のほとんどに言える事ですが、これらの電子機器からは強い光が発せられます。例えブルーライトカットの加工をしていても、強い光を浴びるだけで人間の脳は興奮状態になります。せっかく夜日が落ちて副交感神経有利になっているのに、これで交感神経有利に切り替わってしまい、睡眠の質が低下してしまいます。夜は電子機器には触れず、家族やペットと戯れたり本を読んだりして、なるべくゆったりと過ごしましょう。

 運動の計り知れない可能性!

 神・時間術を行うにあたって、見逃してはならないのは運動の習慣です。時間の活用と運動にどんな因果関係があるんだ?と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。けれども、運動と神・時間術との間には切っても切れない関係性があるのです。

 それというのも、運動は疲れている脳をリフレッシュする効果があるからです。午前中に超集中力を発揮して酷使した脳を、運動する事によってまた元気な状態に戻す事ができるのです。その際、激しい運動をする必要はありません。軽いスクワットや階段の上り下り、ちょっと会社や家の周囲を散歩するだけでも脳にとって十分なリフレッシュ効果を持った運動なのです。

 また、運動をすると頭がよくなります。よく脳筋、という事葉が使われますが、いわゆるボディビルダーに代表されるマッチョな人ほど、実は頭がよくダイエットやボディメイクに関する知識が豊富なのはご存知でしょうか?彼らは効率よく自分の体を作っていくために、運動量、方法論、食事管理、睡眠といったあらゆる要素の知識を幅広く、深く持っています。ボディビルダーはダイエットの達人、と言われるのはこのためですね。

 他にも、神経細胞の増殖を促すBDNF(脳由来神経栄養分子)が分泌され、長期記憶が強化されます。要するに物覚えがよくなるのです。

 これ以外にも、ワーキングメモリと呼ばれる部分が強化されたり、夜ぐっすりと眠れるようになったりといい事尽くめ。運動を習慣にしない手はないでしょう。

 ここで注意。運動を習慣にするのはいい事ですが、夜寝る前に激しい運動や強度の高い筋トレなどをしない事。交感神経有利になってしまい、結局眠れなくなってしまいます。寝不足はお肌の敵、なんて言葉がありますが、お肌だけではなく、あらゆる部分で睡眠不足は体によくありません。ぐっすりとしっかり眠る事を意識しましょう。

最後に。

 いかがでしたでしょうか?ここまで読んでくれた方には既にお分かりの事だろうと思いますが、神・時間術を行うに当たって最も重要なのは睡眠です。睡眠の質、時間ともに悪ければ朝の時間を活用する、昼に活動的に外に出ていく、夜にしっかりと眠る。そして運動を習慣にする。これらは全て不可能になってしまいっます。一日八時間、しっかりとした睡眠をとるよう心掛けたいものです。

 ここに書いた事は、それだけでもあなたの生活にかなりの余裕を与えてくれるでしょう。忙しいあなたには、神・時間術の中の全てを一度の実践する事は難しいでしょうから。もしこれらを実践してみて、いいなと感じていただいたら樺沢先生の『神・時間術』を読んでみてください。僕よりもよほどわかりますく、よりくわしく時間を有効活用する方法が書かれていますよ。

 それでは。最期までお付き合いいただき、ありがとうございました。またの機会にお会いしましょう。


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