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【すみません、金利ってなんですか?】お金の素人さん、よってらっしゃい!まずはここから!

小林義崇著『すみません、金利ってなんですか?』

 

 

概要

日常生活で出くわす様々なお金の問題。金利、手数料、ローンに税金や税率。日常生活に不可欠なそれらのマネー問題に対して、しかし一般の人々はあまりよく知りません。そして、そんな一般人代表のような男が、これから先もお金の不安を抱えながら生きていくのは嫌だという思いを携えて、元国税局に勤めていたフリーライター・小林義崇さんの許へと走りました。マネーど素人の彼が放つ初歩的な質問に、義崇さんは丁寧に答えていく。お金についての不安を抱える人が読むべき最初の一冊。

 

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さて、本書はタイトルの通り、金利ってなんですか?という疑問を持った男が、元国税局員の許へと質問をぶつけに行くという内容です。

 

扱われているトピックとしては、金利はもちろん税金や確定申告の事。銀行や信用金庫の役割。貯金と預金について等々、お金にまつわる僕たちの日常生活に漂う漠然とした疑問から具体的な問題点まで様々な事柄に及びます。

 

特に本書は会社員(サラリーマン)を中心として書かれています。ので、サラリーマンの方は特に参考になるのではないかと思います。

 

これから先、年金制度は破綻するのかしないのか。保険には入っておいた方がいいのか否なのか。それらの問題にも触れられていますし、何よりお金の事を何もわからないマネーど素人がプロである義崇さんに気になった事を訊ねる、という形式で進んでいきますので、難しい専門用語は極力抑えられています。(全くないとは言えませんが)

 

個人的に特に重要だと思ったトピックは、やはり税金関係の事でしょう。

 

勤め人なら誰もが会社に提出する年末調整。あれは一体全体何をしているのか。正直、僕もよくわかっていませんでした。何となく言われた通りに書いていた、というのが正直なところです。疑問にすら思いませんでした。

 

しかし、本書の中には年末調整が持つ役割と、控除とは何かについても優しく解説されています。

 

どういう場合に確定申告をした方がいいのかについても同様です。

 

総じて、やはり僕を含めたお金にまつわる素人が読むべき入門書だと感じました。もちろん、これ一冊で全てを網羅する事はできませんが、何もわからずに不安に思っているよりはだいぶ楽になれたと思います。やはりまずは知る事が大切ですね。

 

これを読んでいるこれから社会に出る人、社会人一年目、二年目の人はもちろん、今まで何となく過ごしてきたという大人の方々に向けても、ざっとでもいいので目を通して頂きたいな、と思いました。

 

それでは、今回はここまでにしたいと思います。また次回お会いしましょう。

 

以上、『すみません、金利ってなんですか?』のご紹介でした。さよなら。


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