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二丸修一著『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』2巻の感想などを綴っていく回。

こんにちはこんばんは。プラスアルファでございます。

 

今回は本の紹介…というよりは読書感想文的な物を書いていきたいと思います。

 

なお、今回はシリーズものの第2弾を扱う予定ですので、ネタバレ等があることをここに明記しておきたいと思います。

 

それでは、参りましょう。

 

今回ご紹介するのはこちら。

 

二丸修一著『幼なじみが絶対に負けないラブコメ2』です。

 

1巻については、僕のYouTubeチャンネルで扱っていますのでそちらを見ていただけると嬉しいです。というか面白いので実際に読んでみてください。

 

www.youtube.com

というわけで本題へ。

 

本作は『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』のシリーズ第2巻です。1巻では、丸末晴の2人の幼なじみである志田黒羽と可知白草の対決?を描いたものとなっていました。

 

結果だけを述べますと、黒羽ちゃんの勝利(と言ってしまっていいのかは不明)で終わったのですが、最後の最後で新たな幼なじみ登場!というかなり気になる幕引きでした。

 

そしてこの2巻では末晴をめぐる戦いは更なる泥沼へと発展してきます。

 

それというのも、1巻の最後に登場したという幼なじみまたの名を『理想の妹』である桃坂真理愛は芸能人。いわゆる女優という立ち位置です。

 

なぜ末晴が女優と知り合いなのかというと、末晴は過去に子役として芸能界にいた経験を持つからです。真理愛とはその時に出会いました。

 

真理愛の突然の登場に、末晴の周囲(主に黒羽ちゃんと白草ちゃん)は騒然となります。前巻でなんだかんだあって少しだけ末晴との間に心の距離のある状態だったので、真理愛の登場で2人とも焦ってしまいます。

 

そこで、黒羽ちゃんは一計を案じることにしました。それというのも、記憶喪失作戦!

 

末晴との思い出の中の一部分だけ、記憶喪失になります。そうすることで末晴は当然、幼なじみである黒羽ちゃんのことを心配します。

 

そうして再び2人で思い出を作ると同時に、黒羽ちゃんが末晴の告白を断ってしまったという事実をうやむやにして、再び告白してもらおうと画策したのです。おそらく、かなりいい手だったのではないかと。将棋で言うと王手でした。

 

しかし、詰みではなかったことが黒羽ちゃんの誤算だったのでしょう。いくら当の本人の記憶にないとはいえ、幼なじみに告白して振られたという事実は末晴の中にもあります。

 

末晴はそのことを思い出し、再び黒羽ちゃんに告白しようとするのを躊躇っていました。

 

そんな中、真理愛が末晴にアタックをしかけます。彼女は別段、末晴と交際したいと考えているわけではなく、もう一度芸能界に戻ってきて、一緒に仕事をしたいと考えているようでした。

 

そんな折、末晴が元いた事務所の社長から戻って来ないかと誘われます。しぶる末晴。

 

社長との間に起こったトラブルの末、なんとCM勝負なるものをすることになった末晴。結果としては勝利したものの、かなり危うかったことは言うまでもありません。

 

こうして、社長に勝利した末晴でした。けれど、彼の知らない部分で何やら不穏なことが行われている様子。それは一体…といったところで、次巻へ続く。

 

感想

前巻の終わり。なぜ真理愛は末晴の許を訪れたのか。その理由がわかり、すごく納得でした。それに、真理愛の気持ちは白草ちゃんや黒羽ちゃんのものとは少しだけ違っているのもよかったですね。単純な恋愛感情(恋愛感情が単純かどうかはおいておいて)だけではない憧れのようなものがあって、それがすごく奇麗だと思いました。

ラストでかなり不穏な雰囲気で終わったのですが、何でしょう?戦争でも始める気なのでしょうか。個人的にはこのままラブコメ路線でいってほしいな、なんて思っているので、シリアスでお腹が痛くなる展開にならないといいなぁなんて思います。

 

 

というわけで、今回はここまでにしたいと思います。それではまた、次回お会いしましょう。さよなら。

幼なじみが絶対に負けないラブコメ2 (電撃文庫)


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