こんにちは。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
自粛が叫ばれて久しいこの頃ですが、おうちでの過ごし方に困っている人も多いと思います。
自宅でできることの代表格は筋トレ、ゲーム、料理や掃除…そしてなんと言っても読書ですよね。
そこで、今回は僕の独断と偏見でおすすめする、自粛期間中にぜひ読んで欲しい本を5つ、ざっとご紹介します。
では早速、1冊目。
電撃文庫より、鎌池和馬先生の代名詞的な作品。『とある魔術の禁書目録(インデックス)』シリーズです。
イラストははいむらきよたか先生。舞台は科学の栄えた架空の都市、学園都市。そこへ、科学とは正反対の『魔術』を操る勢力が侵入してきて、様々な事件を起こす、とうないようです。中二病的な要素が数多く盛り込まれていて、推理、異能バトル要素が好きな人におすすめです。
何より関数が非常に多く、シリーズ累計で40冊を超えるボリュームがありますので、暇を持て余しているという人はぜひお手に取ってみてください。
では2冊目です。
こちらもシリーズものになるのですが、西尾維新先生のクビキリサイクルを筆頭とする通称『戯言シリーズ』です。
主人公は死んだ人間のような目をした青年〝いーちゃん〟とその相棒の草薙友。ふたりは孤島、『鴉の濡れ場島』へと招待されます。そして、そこで起こる首切りの殺人事件を自称『戯言使い』こといーちゃんと友が解決していく、というストーリーです。
この話を筆頭にして、入れ墨の殺人鬼『零崎人識』や他の登場人物と出会っていくのですが、まずはこの1冊から!
さて、3冊目。こちらもシリーズものですね。
3冊目はこちら。新本格の開祖、綾辻行人先生の館シリーズ第1巻『十角館の殺人』です。
綾辻行人先生と言えば、ホラー&ミステリの分野で有名な方ですね。テレビアニメにもなったAnotherをご存知の方も多いと思います。実写映画化もされましたしね。
Anotherで綾辻行人に興味を持ったのなら、ぜひ読んで欲しい作品です。
そして四冊目はこちら。
入間人間先生の『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』です。イラストは左氏。
主人公は過去に後ろ暗い影を持つ「僕」。僕はある日、まーちゃんと再会します。
友達はおらず、周囲と溶け込むべくもない心の壊れてしまったまーちゃんのお世話をしながら、過去に起こった事件の被害者を探し、嘘と虚勢で退けるという内容です。
ライトノベルと侮るなかれ!内容はなかなかにディープなものになっています。さすが、審査員の間で物議を醸した問題作!一度、ご賞味あれ。
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸 (電撃文庫)
5冊目。最後はこちら。
言わずと知れたミステリ&ホラーの頂点と言えば夢野久作著『ドグラ・マグラ』を置いて他にはないでしょう!
九州大学を舞台にした特殊ミステリ。ボンボン時計の金の音が聞こえるところから始まり、妹を自称する謎の女の声。記憶がなく、自分が今寝ている場所がどこかすら定かではない。そんな不安の中で、主人公はおおよそこの世のものとは思えない体験をします。
一度読んだら精神を病んでしまうという触れ込み通り、読了後は魔訶不思議な感覚に包まれるでしょう。読後はぜひ、起きお付けください。
さて、ここまで5つ、おすすめ本を駆け足でご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?興味を持っていただけたら幸いです。
それではまた、次回お会いしましょう。さよなら。