芸術っていいですよね。絵画の中には人の歴史に纏わるものが数多くあり、それらは人類にとって過去の出来事を知るために欠かせないものです。
はい、というわけで今回ご紹介するのはこちら。
『電撃マオウ』で連載中のいみぎむる先生原作、「この美術部には問題がある!」です。
2016年にテレビアニメが放映され、きっと宇佐美さんの魅力に取りつかれた人が大勢いた事でしょう。
大まかな内容としては、究極の二次元嫁を描き出すために美術部に入部したちょっと変わり者の少年内巻すばると彼に恋する少女宇佐美みずきのふたりを中心に、美術部内外の人々を巻き込んで繰り出すドタバタラブコメディです。
月杜中学校に存在する美術部には部長を始め、ちょっとおかしくて愉快な人たちがたくさんいました。
四六時中眠たそうにしている部長に外国から来た後輩の少女、ドジっ子属性を全面に押し出したキャラ付けの顧問。
その中でも、特に変わり者だったのが、なんと言っても内巻すばる君です。
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「この美術部には問題がある!」の中でも彼はトップクラスで変わり者だと言ってしまっていいでしょう。
冒頭でもお伝えしましたが、彼は究極の二次元嫁を自らの手で描き出すために美術部に入部しました。その道は前途多難ですが、絶対に諦めない姿勢はいっそ晴れ晴れとしたものです。
そして、そんな内巻君に(なぜか)想いを寄せるのは、同い年で美術部の宇佐美さん。
彼女は内巻君のような壮大(?)な野望は持ち合わせておらず、本来の美術部の活動らしい活動をしています。具体的には大体りんごを描いています。
宇佐美さんはしっかり者…というか、環境的にしっかり者に成らざるを得なかったのでしょう。「この美術部には問題がある!」の中では貴重なツッコミ役です。何だったら、彼女しかツッコミ役がいないのでは?と疑問に思ってしまいます。
常識と情熱を持ち合わせているのですが、女子中学生らしく内巻君が美術部に入部してきた時には、その目的と実際の絵柄を見てちょっと引いていました。まあ中学生だしね。
しかし実際に彼の描くものへの情熱と人柄に触れ、内巻すばるという人間への認識を改めていきます。
その事を示すシーンが第二話で登場しますが、そのあたりは本編をどうぞ。
とにかく、そこから宇佐美さんの内巻君への評価は変化しました。
たぶん、あれが最初に内巻君を意識した瞬間だったのではないかと思います。
その後もふたりは美術部として活動をしていくわけなのですが、実質活動しているのは宇佐美さんひとり。
部長は眠っているし、後輩の女の子、コレットさんは全然部室に顔を出さないし。
時々部長が愛用しているソファにいない事もあります。
時折、宇佐美さんが内巻君の絵のモデルになる事も。
しかし全然違うポーズや衣装を書いたりするので、その事で言い合いになる事もしばしば。見ている方は何だか微笑ましいですが、実際にやられるとかなり気まずそう。
そして宇佐美さんはよくパンツを見せています。こういう部分もあるので、小さいお子さんとのご視聴はお控えください。
そんな感じでふたりは美術部としての日々を過ごすわけなのですが、そんな宇佐美さんたちの前にひとりの男子生徒が。
結局名前はわからなかったのですが、彼はなぜか美術部…ひいては内巻君をライバル視しています。
けれど、究極の二次元嫁を描く事以外に興味のない内巻君は彼をライバルだとも思っていません。
勝負をけしかけられますが秒で断っています。
しかし、勝負をしかけてきた彼が内巻君をボロッカスにこき下ろすと、なぜか宇佐美さんが激怒。内巻君の代わりに勝負を受けてしまいました。
恋する乙女は強いですねー。このあたりもほほえまポイントです。
とはいえ、実際に勝負のための絵を描くのは内巻君なので、いくら宇佐美さんがやる気になっていたとしても無意味なのですが。しかしいくら仲間が馬鹿にされたからといってここまで怒れる宇佐美さん…マジでいい人だ。
最終的には内巻君の勝利で終わるのですが、その過程がまた素晴らしいのでぜひ本編にて。
と、まあ魅力を語りだせばきりがないのですが、今回はこのへんでお終いにしたいと思います。
もし、最後まで読んでくれた人で興味を持ってくれたという人がいましたら、ぜひ購入&ご視聴してみてください。それではまた次回にお会いしましょう!
それではっ!