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【書評】漫画バビロン 大富豪の教え 古代から続く、お金持ちになるためのお金の基礎知識。

こんにちはこんばんは。プラスアルファでございます。

 

みなさん、お金は好きですか?お金持ちになりたいですか?

 

僕はなりたいです。お金が大好きです。お金があればたくさん本が変えるし、他の趣味ももっとめい一杯楽しめることでしょう。

 

しかし、僕はお金持ちではありません。本屋さんに行っても、毎回財布の中身を気にしながら買い物をしなければならないことにうんざりします。

 

今回はそんな、僕と同じお金が欲しい、お金持ちになりたいという人にピッタリの一冊をご紹介します。

 

それがこちら。

 

『漫画バビロン 大富豪の教え』です。

 

約百年前にアメリカで発行された本書の原著。古代バビロニアの時代から連綿と続く、お金を溜め、増やし、大富豪へと多くの人をいざなってきました。

 

お金の話は汚い?下品だと思う?そんなことはありません。多くの人が言っているように、日本人はお金の教育、いわゆるファイナンシャルリテラシーが圧倒的に不足しています。僕も例外ではありません。

 

本書はそんな僕たちにお金に関する基本的な基礎の部分を教えてくれる一冊になっています。

 

本書の紹介に移る前に、みなさんに質問です。

 

お金持ち、いわゆる富豪とはどんな人ですか?

 

おそらく、多くの答えがあることでしょう。あなたが思い描いたお金持ち象。そのどれもがある意味では正解だと言えます。

 

しかし、たった一つだけ、これだけは違わないというものがあります。

 

それはお金持ちとは「お金を稼ぎ、増やし、守る知恵を持つ者」です。決して物質的に豊かでお金を持っている人だけがお金持ちというわけではないのです。

 

本書の中にもこれと似たような問いが投げかけられますが、忘れてはいけないのは本当にお金を〝持っている〟のが大切なのではありません。

 

お金を「稼ぎ、増やし、守る」ことができる〝知恵〟を持つことが大切なのです。

 

さて、ではそろそろ本書の紹介に移りましょう。

 

総ページ数は459ページ。そう聞くと「うっ…」と思う人もいるかもしれません。けど、タイトルにもある通りこの本は漫画なので、文字だけの本が苦手、といいう人も手軽に読めるでしょう。しかも内容はジャンプ漫画顔負けに熱く、面白い!

 

時代は紀元前。舞台は交易で栄えた都市バビロン。ええ、フェイトシリーズでお馴染みのバビロンです。今回はフェイト全く関係ないですけど。

 

主人公は貧乏武器屋の一人息子、バンシル。彼の家は貧しく、父親や母親とともに一家総出で朝から晩まで働いても生活は苦しく、あわやバンシルは借金のカタに奴隷商人に売られてしまうところでした。

 

お金さえあれば…とバンシルはその体験から大富豪を目指すことを誓います。そこで、バビロニアの富豪であり、彼の師となる人物アルカドを訪ねます。

 

アルカドにお金持ちになる方法を訊くバンシル。すると、アルカドは言います。

 

アルカド「収入の10分の1は貯金せよ」

 

いつも誰かが口酸っぱく言っている言葉です。そんな当たり前のことを訊きたいんじゃないと一緒にアルカドの下を訪れたバンシルの友人は文句を言いました。

 

けれどバンシルは素直にアルカドの言葉を聞き入れ、その日から半年間、彼の収入の10分の1を貯金し始めたのです。

 

そして半年後、今度はアルカドが講師を務める国主催の勉強会に参加します。何と参加費はタダ。これはすごい。

 

何でも、当時のバビロニアはそんなふうに、お金の知識やファイナンシャルリテラシーを学ぶ会を定期的に開催していたのだとか。なぜこれを日本でやらない。

 

そこには、様々な人減がいました。それこそ、八百屋に鍛冶師、果ては奴隷に至るまで。知識の門戸はどんな職業、身分に分け隔たりなく開かれていたのです。

 

これが、バビロニアが栄えた理由であり、現在日本が抱える問題の一つでもあります。

 

まあ問題提起はさて置いて。

 

そこで、アルカドはお金持ちになるための7つの黄金法則を教えてくれました。

 

お金持ちになるための黄金法則。

 

  • 収入の10分の1を貯金せよ。

 

  • 欲望に優先順位を付けよ

 

  • 溜めた金に働かせよ。

 

  • 危険な敵から金を堅守せよ。

 

  • より良きところに住め。

 

  • 今日から未来の生活に備えよ。

 

  • 自分をこそ最大の資本とせよ。

 

この7つが、アルカドが教えてくれた基本的な黄金法則です。そしてこれは、古代の時代だけではなく現代の僕たちの生活でも大いに約に立つことでしょう。

 

上記の7つの言葉をそれぞれ、どういう意味か考えてみてください。

 

そして授業の最後に、アルカドは問います。富める者と富まざる者の間にある、絶対的な壁。この壁とは一体何なのか。

 

周囲がざわつく中、バンシルはスッと立ち上がり、アルカドの下へと向かいました。

 

そして、彼は答えをアルカドにぶつけます。

 

バンシル「知識は教えてもらった。なら、後は行動するだけだ!」

 

アルカド「その通りだ」

 

このシーンがこの作品の中で一番熱く、そして一番力を入れられているシーンではないでしょうか。

 

少年漫画的な雰囲気で、見えない壁が壊され、アルカドとバンシルの間には何の障壁もなくなります。さあバンシルの長い挑戦が始まります。

 

とまあこんな具合です。いかがでしたでしょうか。

 

この後、バンシルは様々な失敗や苦悩を経て、無事に夢を叶えるのですが、その間には騙されたりうまく口車に乗せられて働かされたりなど、現代の僕たちも気を付けないといけない罠が数多く描かれています。

 

さあ、まずはこの一冊からお金の知識を学ぶことを始めましょう。

 

行動しなければ現実は変わらない。行動するためには知識と知恵が必要です!

 

最期までありがとうございました。100年読み継がれるには理由がある。ぜひこの本を読んで、行動に移し、一緒に富豪になりましょう。

 

それではまた、次回お会いしましょう。さよなら。

 


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