人生って何だろう?時々、なぜかそんな事を考えたりしませんか?僕は…考えます。
自分は何のために生まれてきたのだろう?なぜ両親は僕を生んだのだろう?親孝行もろくにできない自分をなぜ?ずっと疑問に思ってきました。
今回ご紹介するのは「クラナド」というアニメです。
ゲーム制作会社「Key(キィ)」原作のこのアニメは、少年が少女と恋に落ち、学校を卒業して結婚、一人娘を育てていく、というまさに現実を二次元に落とし込んだかのような作品です。
この作品を見れば、僕の抱いたような疑問を解消するには至らなくても、何かしらのヒントは見付けられるのは?と思います。
主人公は岡崎朋也。とある高校に通う高校三年生。特徴としては不真面目でサボリ魔であり、悪友の春原陽平といつもつるんでいました。
午後からの登校は当たり前で、高校三年生になっても進路は定まっておらず、けれども本人は至ってのほほんとしたもの。不良…と言うほど気性の荒い方ではなく、どちらかというと大抵の事には興味を示さないいわゆるやれやれ系主人公。
そんな朋也はある日、いつものように午後から登校すると、学校へと続く坂道の入口でひとりの女の子がたたずんでいました。
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彼女が後に朋也の奥さんとなる古河渚です。何をしているのだろう?と見守っていると、突然彼女の口から「あんぱん」という単語が飛び出します。
何の事でしょう?初見だと、たぶん朋也も視聴者もわからないのではないでしょうか?僕も最初はよくわかりませんでした。けれど、その理由はすぐに明かされます。
とある理由から一年ほど学校を休んでいた渚。友達はみな卒業してしまっていて、不安に駆られていました。そんな彼女の願いは演劇部を復活させる事。
演劇部復活に協力する事になった朋也は渚のために東奔西走する。そんなふたりが惹かれあったのも当然と言えば当然なのかもしれないですね。
なんやかんやで高校を卒業した朋也。この間にも笑いどころや感動のシーンはあるので高校生活はぜひ本編で。
卒業後、渚の実家に転がり込んだ朋也は彼女の両親が経営するパン屋で働く事に。レジ打ちに清掃など、慣れない事ばかりで戸惑う朋也だったが、徐々に慣れていきます。やはり何事も経験ってことですね。
けれど、いつまでもこんな生活ではだめだと思った朋也は一念発起して知り合いが務めている電気工の会社に就職し、安定した収入を得るのでした。
そんなこんなで時は過ぎ、朋也と渚の間に第一子が生まれるのでした。しかし、ここで悲しい出来事が…。
なんと、出産直後に渚が…悲しみに暮れる朋也。渚を失った事実を受け止めきれず、娘を渚の両親に預けてひとり暮らしをする朋也でしたが、次第に現実を受け止めていきます。
娘の汐とともに生活するようになって、人間らしさ、父親らしさを取り戻していく朋也。きっと、彼は誰よりも幸せになれる事でしょう…。
「クラナドは人生」などという言葉があるように、人間の人生、一生の間に訪れる出会いと別れを描いたのが本作になります。ネタバレにならないよう気を付けて、かつ興味がわくように書いたつもりですので、もし本編を見てみたいという人がいましたら、ぜひ買ってみてみてください。絶対に損はしません!(あくまで筆者の主張)
それでは、また別の記事でお会いしましょうっ!