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【FGO 絶対魔獣戦線バビロニア第6話感想】「宝石強奪事件の記録」※ネタバレあり。

 絶対魔獣戦線バビロニア、視聴しましたので感想をつらつらと。今回は女神イシュタル様がメインのお話でしたね。ギルガメッシュ王の命によりクタ市へと向かう事になった藤丸たち。そこで、魔獣から人々を守っている対価として宝石をかっぱらう女神と遭遇します。

「絶対魔獣戦線バビロニア六話」の画像検索結果"

 その前日の事。魔獣戦線の防衛にあたっていた牛若丸たちは兵の疲弊と物資の不足をギルガメッシュ王に報告していました。彼女たちの後に、藤丸たちがギルガメッシュ王と対面する事になるのですが、ここで会釈しあう藤丸と牛若丸。同郷の日本出身のふたりという事もあり、かなり仲良くなっていた様子です。しかし…やはり牛若丸の格好は気になるなぁ…王様はよくこの格好を許しているものだと思います。

「絶対魔獣戦線バビロニア六話」の画像検索結果"

 その夜、牛若丸は藤丸のもとを訪れます。元がエロゲ―なので、もしかしたらR18展開もあるやもと期待してしまいましたが、まあもちろんそんな事はないのでご安心を。この少し前に、みんなで食卓を囲んでいた折にふと何気ない藤丸の言葉が気にかかっていた牛若丸なのでした。

「牛若丸は俺の憧れだから」

 その一言がずっと気になっていた牛若丸はいてもたってもいられなくなった様子で、藤丸がひとりの時を狙って話を聞きに来たのだそうです。そして、その「憧れ」の理由を聞き、嬉しそうにする牛若丸のなんと可愛い事よ。元ネタは有名な少年なので、多分女の子にしなくても絵になりそうなところですが。しかし問題は彼女の格好です。

「絶対魔獣戦線バビロニア六話 牛若丸」の画像検索結果"

 マシュと比べてちょっと小ぶりかな、とも思うのですが、そこはそれ。牛若丸は義経の幼少期の名前なので、つまりは少女という事になります。それを加味して考えるとある方だと…と、脱線はよくないですね。

 しかし、牛若丸はこの体制で近付いてくるものだから藤丸としてはそれまで意識していなかった分どぎまぎしてしまうのでしょう。顔を赤らめ、明後日の方角を向いてしまう場面は親近感を抱きました。いや、僕だったら常にこんな滑降されてたらそもそも会釈すらできないでしょうが(笑)。

 さて、日は空けてクタ市へと向かう藤丸たち。しかしそこには、人間の影も形もなかったのでした。

「絶対魔獣戦線バビロニア六話 牛若丸」の画像検索結果"

 やっとの事で人を見付けて話を聞く事ができた藤丸たち。何があったのかと尋ねると、神イシュタルが魔獣から人々を守っていたというのです。それ自体は非常に喜ばしく、ありがたい事なのですが、その見返りとして宝石をごうだ…いただいて行くというのですから喜んでいいのやら悲しんでいいのやら、現地の人たちは混乱するでしょう。加えて、イシュタルはかなり乱暴な方法で魔獣を退けている様子で、土地には大きな穴がいくつも開いている有様でした。家畜がその穴に落ち、出られなくなっている人もいるようです。

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 さて、ギルガメッシュ王の命により「天命の粘土板」なるものを探しに来た藤丸たちですが、人気のない町は4人で手分けしても広く、なかなか見付かるものではありませんでした。

 最初はサーヴァントとして藤丸と同行しようとしていたマシュでしたが、マーリンがそれをやんわりと否定。藤丸も大丈夫だと言ってひとりで探しに行ってしまいます。そこは一緒に行けよ、一緒にいたいんだろ朴念仁が!とひとりツッコミをしていました(笑)。

 とはいえ、結果的にはこれでよかったのでしょう。藤丸は無事、粘土板を手に入れます。いやぁ、割とぎりぎりで命を取られるところだでしたが。

 町を散策している最中に、藤丸は得体の知れない場所に入り込んでしまいました。そこは生者が立ち入る事の許されない、死者の国だったからです。

 冥界と呼ばれるその場所には、生きている者とは違う者どもがいます。藤丸を取り囲み、生者への恨みを吐きながら近付いてくるのです。

 危うく殺されそうになってしまう藤丸でしたが、そこへひとりの男が現れました。そう、パンを与えたあの男です。正体不明の浮浪者だと思っていた彼がなぜ冥界に姿を現したのか、最初はよくわかりませんでした。

 しかし、彼は藤丸に借りがあると言って一度だけ、藤丸を助けてくれます。たぶん悪い奴ではないのでしょう。藤丸を冥界から現世へと送り返す時に彼は言います。

「冥界は健在なり」

「絶対魔獣戦線バビロニア六話 冥界」の画像検索結果"

 ジウスドゥラと名乗っていました。

 そして現世へと送り返された藤丸。彼を心配して周りに集まるパーティーメンバーたち。藤丸が目を覚ますと、ここマシュは涙を流して喜びます。今回のマシュの可愛いポイントです。

 ここで、不思議な事が起こりました。なんと、藤丸の腕の中に件の粘土板があるではありませんか!

 一体誰が持たせてくれたのでしょう、謎です。しかしそんな謎は一先ず一旦脇に置いておかなくてはならない事態になります。そう。女神イシュタルが現れたのです。

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 牛若丸の恰好もたいがいですが、女神イシュタルのこの格好もなかなかきわどいと思うのです。童貞にはどちらもきつい。

 しかし藤丸はこのイシュタルの恰好にはノータッチ。たぶん女神だからでしょう。細かい事は気にしない性質なのかもしれません。

 ここで、イシュタルは人々から宝石を奪った経緯と理由を説明します。そう、宝石は強奪したのではないと言い訳を始めるのです。

 イシュタルが言うには、宝石は魔獣を退けた報酬として要求したもので、不当に搾取したわけではないというのです。そして、なぜ宝石を要求したのかというと、タダで助けては人間はすぐに堕落してしまうからだそうです。ここまでうっかり口を滑らせたイシュタルに、とある遠坂のひとり娘を思い出しますね。まあつまりはいい人…いや、女神だという事でしょう。

 恥ずかしさのあまり頭に血が上ってしまったのか、それとも何か別の目的があるのか、イシュタルは藤丸の持つ粘土版を狙って攻撃を仕掛けてきます。応戦する面々ですが、既に一度ならず敗れている相手。そう簡単には倒せません。頑張れ!

 …と思ったのですが、何やらイシュタルの様子がおかしい。太陽が隠れ、影になったところで動きがぴたりと止まってしまいます。何?太陽光で動いてるの?

 その後、藤丸たちの作戦にまんまとはまってしまうイシュタル。

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 ウルクを襲う理由や三女神について問われるイシュタル。しかし、その様子はどこか先ほどまでの女神イシュタルとは別人のようで…?ここで、思い出さなければならない事がひとつ。

 メソポタミアの神の髪は金色だそうです。マーリンの説明によるとイシュタルの髪が黒色なのは女神イシュタルを呼び出そうとした時に人間の女の子に降霊?させた時に、女神イシュタルとその女の子の精神が混じり合って、黒髪かつ様子がおかしいうっかり屋さんが出来があってしまったという事でした。

 つまり、それまでのイシュタルとは違うという事は今藤丸たちの前にいるのは女神イシュタルではなく、イシュタルの魂を憑依させた少女の人格が濃く表に出てしまっているのでしょう。

 それでも答えられる範囲で答えてくれるイシュタル。優しい。

 しかし夜を迎え、そう悠長に構えてはいられません。外を見やると、なんかよくわかりませんが骨が地面から顔を出して藤丸たちを襲います。

 強さ的にはマシュやアナがいるので、大した事はないのでしょう。けれど数が尋常ではなく多い。その数の多さに圧倒される藤丸たち。逃げようとする彼ら。

 藤丸はイシュタルをそのままにしておく事ができず、拘束を解いてしまいます。もしかしたら、バーンッ!とまた攻撃されるかもしれないのに、です。やはり主人公は優しいというか、甘いというか…まあそこが彼のいいところなのでしょう。

 さて、逃げるに当たっても骸骨どもをどうにか蹴散らさないといけませんが、如何せん数が多すぎる。どうするのだろうと思って見ていたのですが、背後からイシュタルが一撃ドカン!女神イシュタルのおかげで逃走に成功する藤丸たち。しかし、そんな彼らの後ろ姿を見ながらイシュタルは不穏な一言を吐きます。

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 そしてEDへ。

 今回も戦闘シーンはさすがでしたね。そして何よりイシュタル回であると同時に牛若丸回でもありました。牛若丸のあのおっ…止めておきましょう。

 さて、次回はイシュタルに目を付けられてしまった藤丸にどんな試練が降りかかるのでしょう。はちゃめちゃな展開になる事は間違いないだろうと思います。

 それでは、また次回お会いしましょう!


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