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Iris.fallを終えての感想など。

 Iris.Fall…いいゲームだったと思います。壮大な仕掛けと数々の謎。攻略するのは簡単ではなかったけれど、だからこそ達成した時の喜びはひとしおでした。

 という事で、今回はそんなIris.fallを無事にクリアしたという事で感想などをつらつらと述べていきたいと思います。

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 Iris.fallがどんなゲームかといというと、一人の少女が謎の建物の中に入り、そこに仕掛けられた謎やパズルを解いていく、というものです。最後は悲しい結末になってしまうのですが、道中で彼女は自分が一体何者なのかを知っていく事になります。

 このゲームの肝となる部分はやはり謎やパズルでしょう。建物のあちこちに仕掛けられたそれらを突破していく事はかなり難しいです。そして、打ち破った先でもまた謎やパズルが待ち受けます。それらをまた解いていかなくてはなりません。

 しかし、謎を解く事に少女のひみつを垣間見る事ができます。それは彼女の思い出であったり、もしくは誰かの思い出であったり。まるで夢の中にいるような感覚でした。それは彼女だけではなく、僕もそうです。夢の中にいるような感覚で、彼女の行動、体験を追体験していくのです。

 ストーリーとしては、おおざっぱに言ってしまえば彼女が生まれた時から死ぬまでを描いたものでした。白黒の世界観が哀愁というか、もの悲しさを演出していて、会話や声はなく、全てが絵で見せられるのがまさに過去を見ている感じがしていいな、と思いました。

 パズルに関しては難しい方だったと思います。これは僕自身がそもそもパズルが苦手、というのが多いにあるのでしょうが、それでもたぶん大体の人が解くのに時間がかかるのではないでしょうか。とはいえ、全く無理、という事はなく、しっかりとその時の状況を見て、考える事ができれば必ず解けるようになっています。まあそうしないとゲームが進まないので当たり前ですが(笑)。

 ヒントは必ず散りばめられていて、どちらかというとそれをしっかりと見付ける事ができるか、というのが大事だと思いました。それらさえ見付ける事ができれば、後は簡単に攻略できると思います。

 そして最後は少女が消える、というオチ。建物は崩れ、少女は元の姿に戻ってしまう。そのまま朽ち果てるのを待つだけという悲しい事実。

 終わった後、何となくもやもやとした、あるいはぽっかりと何かが欠けてしまった感覚が残るでしょう。おそらくは、それが制作者側の意図だと思います。

 もしあなたがこのゲームをプレイして、僕と同じ気持ちになったなら、おそらく製作者の思惑通りなのでしょう。

 そして最後に。素晴らしいゲームを作り出してくれて、ありがとうございました!

 


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