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【書評】転生したら豚だった!?涙なしでは語れない、豚と少女の冒険物語「豚のレバーは加熱しろ」レビュー!

こんにちは。

 

さて、今回は感動作をご紹介したいと思います。これがこちら。

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逆井卓馬著、イラスト遠坂あさぎ「豚のレバーは加熱しろ」です。

 

第26回電撃小説大賞受賞作。異世界転生したら豚になってしまった元大学生とファンタジー世界の可憐な少女が織りなす涙あり笑いありの大冒険譚。

 

 

豚の生レバーを食べてしまい、豚として転生してしまった主人公の豚。彼が人間であると気づいた心を読めるイェスマの少女、ジェスによって何とか助けられます。

 

ジェスは豚を介抱し、一緒に王都まで旅をすることになりました。それというのも、イェスマは16歳になるとそれまで暮らしていた土地を離れ、王都へ向かわなければならないという規則があるからです。

 

もしかしたら、人間に戻れるかもしれないという希望を抱き、豚も少女に同行します。

 

旅の途中、何度も危険な目に遭いながら、それでも豚と少女は知恵と勇気で乗り切っていきます。

 

そんな旅の途中、彼らにも仲間ができました。ノットという名のその少年は彼らが暮らすメステリアに現れる謎の怪物、ペックリポンを狩る狩人。

 

最初にノットがヘックリポンを殺した時は「ああ、こいつ可愛いジェスの前で粋がりたいんだろうなぁ」と思ったのですが、彼がヘックリポンを狩る理由もちゃんとあり、何だか自分がちょっと恥ずかしくなりました。相棒のロッシ(大型犬)も一緒に同行します。

 

その後、ブルースという名のイェスマの女性も仲間に加わり、3人と2匹で旅を続けます。

 

無事…ではありませんでしたが、何とか王都に辿り着いたジェスと豚は王様と対面します。そこで、人間に戻る方法を知るのですが…。

 

近付いてくる別れの時に、何だかこっちまで切ない気分になってきます。最後は多少強引でもハッピーエンドの方が好きな性分なので、そうならないと知った時には少しショックでした。

 

それでも、強く固い医師を持ってジェスと言う美少女と別れた豚に敬意を払いたいと思います。

 

さて、今回はここまでにしたいと思います。いかがでしたでしょうか?

 

さすが賞を取るだけの事はあるなぁと思いました。すごくおもしろかったです。

 

ぜひ、読んでみてください。それではまたっ。

 


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