プラスアルファの本棚

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人生をよりよくするためのただ一つの方法。

精神科医、樺沢紫苑が教える、究極のインプット、アウトプット術。

 こんにちは。プラスアルファです。みなさんは、読んだ本の内容をどれくらい覚えていられますか? 僕は割とすぐに忘れてしまう性質でした。

 というわけで、今回も僕が読んだ本の紹介をさせていただきたいと思います。今回紹介するのはYouTube、ブログ、書籍等で活動する、日本一情報を発信する精神科医、樺沢紫苑先生の著書『アウトプット大全』です。

 読書から得た知識を自分のものにするためには、インプットとアウトプットが欠かせません。しかし、ほとんどの人はインプットのみになってしまい、アウトプットはおざなりになってしまいがち。それに、アウトプットといったところで一体どんなふうにしたらいいのかわからない。そんな人が多いはず。

 そこで本書では、アウトプットの極意を短く、わかりやすくまとめられています。本書を読んで、インプットとアウトプットを学び、人生をよりよく豊かに変えていきましょう!

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 インプットとは何か。

 インプットとは日本語に直すと入力の意です。文字通り、データをPCなどに入力する際に使われます。転じて、勉強の際、教科書や本を読んでその内容を脳にある短期記憶に保存する作業を指したりします。

 インプットには様々な方法があります。一番有名なのは音読でしょう。教科書や本を声に出して読む。そうすることで、視覚情報からも音声としてもインプットが可能、ということです。

 そして、その他にも歩きながらテキストを読む、という方法があります。これは体を動かしながらテキストを読むことで、血流をよくして頭の働きを底上げする、というやり方です。

 そして最後に、再読です。これは読んで字のごとく、何度も何度も同じ部分を繰り返し、脳に染み込ませるようにして読むやり方です。音読と並行して行われることの追いやり方ですね。

アウトプットとは何か。

  アウトプットとは、これも日本語では出力の意です。インプットとは逆に手に入れた知識や経験を外に出すという行為です。

 具体的には、試験勉強をした後にテストに臨む。日記を書く、等といった行為のことを指します。

 アウトプットにも、いろんなやり方があります。一番身につくやり方として取り上げられることが多いのが、誰かに教えるつもりでインプットする、というものです。

 誰かに教えるつもりでインプットをすると、記憶に残りやすいと言われています。これはインプットの段階で短期記憶に残っていた知識を、誰かに教えることを前提とすることで自分の言葉に置き換えたり、わかりやすい言葉に言い換えたりといったことをしなくてはならないので、そのお陰で勉強した知識が身につくという理屈です。実際に教えるのではなくとも、そのつもりで本を読む、勉強するというのは効果が高いようです。

 他にも、日記を書く、という方法や喋るという方法があります。

インプット:アウトプットの黄金比は3:7。

 本書の中で、樺沢先生はインプット:アウトプットの黄金比は3:7であるといわれています。具体的にどういうことかというと、平均して月に10冊の本を読む人の場合、その内の7冊分はアウトプットに回した方がいいということです。仮につき10冊本を読むのであれば、思い切って3冊までに減らし、残り7冊分を読む時間をアウトプットに回す。こうすると、インプット:アウトプット比は3:7になります。

 人間はいくら知識をインプットしても、使わなければ忘れてしまいます。月に10冊の本を読む人でも、30日間で10冊を読破し、また次の月の30日で10冊…、とインプットばかりしていたのでは、前の月の10冊で得た知識や読書体験を忘れてしまうものです。

これでは自己成長は望めません。もちろん、読書の目的がただ楽しむためというだけのことならば、それでもいいでしょう。けれど、読書が収入に繋げられるようになった現代で、本を読んで副収入を得る、ということを目指さない人はいないはずです。もし目指さないという人がいたなら、その人は単にそうしたことができると知らないだけなのではないでしょうか。

 ともかく、これまでインプット中心で学習や読書をしていた人は、これを機会に3:7の黄金比を意識してみてはいかがでしょうか。

感想と今後の方針について

  本書の大きなテーマとして、アウトプットがいかに大切か、というものがあります。インプットよりもアウトプットを優先することで、知識や教養の定着が図られ、それらを使うことでより人生を豊かにしたり誰かを助けたりすることができる。自分の知っている知識で誰かの役に立てて、感謝され、収入まで得られるようになったら、それはもうとてつもなく幸せなことだと思います。それを夢や希望で終わらせないために、インプット、アウトプットは大切なことであり、それらを徹底することで自分らしく、豊に実りの多い人生を歩んでいけるのだと考えさせられました。

 本書に書かれていたこと、そして樺沢先生のおっしゃっていたことをしっかりと胸に刻み、今後はインプットだけでなく、アウトプットも同時に行えるよう、二間のバランスを大切にしながらやっていきたいと思っています。『THE POWER OF OUTPUT』。アウトプットは力なり。この言葉を胸に刻み込み、自分らしく自由な人生が歩めるよう邁進していきたいと思います!


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