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【アマテラスの暗号】日本の歴史のナゾに挑む、大長編ミステリ!

伊勢谷 武著『アマテラスの暗号』

 

あらすじ

父親が殺された。突然の訃報に晒される賢司。しかしその死は、あらゆる意味で不可解な点が多かった。捜査を進めていく内に、父親の生まれ故郷であり、自らの出生のルーツでもある日本が、事件に大きく関わっている事が判明する。そこで日本に向かった賢司は、巨大な歴史のナゾとそのナゾに関わる巨大な陰謀の中へと身を投じる事になってしまうのだった。

 

 

本書を読んでいると、時折り自分の歴史観が揺るがされるという不思議な感覚を覚えていました。

 

小中高と学校に通い、学んできた日本の歴史。遡れば初代神武天皇から始まったとされる天皇家。

 

しかし、では一体神武天皇とは何者だったのでしょうか?その疑問に対する一つの答えを、本書は提示してくれます。

 

本書『アマテラスの暗号』に出てくる歴史的な要素や神社等は、作者が膨大な資料にあたり、作成されています。なので、一定の信ぴょう性があるのではないかと思います。

 

もちろん、これだけでこのある種常識を揺るがすような『仮説』とも呼べるような物語が真実だと言う事はできませんが、しかしもっともらしいとうならされる事は間違いないと思います。

 

なぜ日本は神道と仏教の二つの信仰があるのか。八百万の神と言われるように、数多の神々が存在するのはなぜなのか。古事記、日本書紀に眠る神話のナゾとは一体何だったのか。何より、日本とは全く関係のないように思われるユダヤ教との関連性。

 

歴史にはいまだに多くのナゾがあり、それをあれこれと考察していくのも楽しみの一つですよね。

 

本書を読む事でそうした楽しみがまた一つ、生まれるかもしれません。

 

それでは、また次回お会いしましょう。さよなら。


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