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僕の好きな事を勝手気ままに紹介します!youtueもやってます!


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一生を楽しく、有意義に暮らしていくための17の新常識!

 みなさん、マネタイズ、という言葉をご存知ですか?マネタイズとは造幣や鋳造などといった、お金を作るという意味を表す言葉です。そこから転じて、既存の仕事以外の方法で五~十万円という生活や趣味に必要なお金を稼ぐ、という意味としても使われています。というか、どちらかというとこちらの意味合いの方がよく使われています。

 マネタイズをしている代表的な例としてはYouTuber、せどり、ブロガーなどが挙げられますね。他にも、僕の知らないマネタイズ方法が存在し、それを仕事としている人が大勢いるようです。

 

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 というわけで、今回ご紹介するのはこちら。メンタリストとして有名であり、現在は自他ともに認めるニートの星、僕も密に憧れているDaiGoさんの著書『「好き」を「お金」に変える心理学』です。

 お金は使わなければただの紙切れである、という衝撃的な冒頭で始まる本著。ページを開いた瞬間に「何言ってんだこの人?」と憧れの人物ではありますが、つい思ってしまったほどです。金は金だろ。

 しかし、読み進めていくうちにその言葉の意味がわかってきます。なるほどなぁと思わず手を叩いてしまうことでしょう。

 

 お金に関する誤った常識

 みなさんはお金に関してどのように考えているでしょう。大切なもの、いざという時に必要なもの、将来への貯え。その他にもたくさんの使い道があり、人生には多くのお金を必要とする場面があります。

 実際、病気もケガもなく一生を健康で過ごしたとしても、何億円という莫大なお金が必要になってきます。これから先、100年時代といわれる昨今では、もっと多くのお金が必要になるでしょう。

 だから、お金は溜めておかないといけない、お金を無駄遣いしてはいけない、やりたいこと、楽しいことを我慢しなくてはいけないと考えている人も多いのではないでしょうか。僕もそうでした。

 だからこそ「お金は使わなければただの紙切れ」という著者の言葉を目の当たりにした時「馬鹿じゃねぇの!」と思ったのです。僕のそうした浅い考え方の方がよほど馬鹿馬鹿しかったのです。

「好きな物の、上手なれ」ということわざがあるように、やはり人間は好きなこと、物には一生懸命になれるものです。楽しみながら試行錯誤し、自己成長できる。一見するとそれが仕事や収入に結びつかないこともあるかと思います。

 DaiGoさんはここで「好きなこと」「趣味」で終わらせてしまってはだめだとおっしゃっています。もし読み手(僕)が本当に好きなことをマネタイズしようと思ったら、まずは周囲にアピールすることが大切だとおっしゃっています。周囲にアピールすることで、自分の好きなこと、得意なことを周りに知ってもらう、ということです。そうすることでマネタイズのチャンスが広がり、運が良ければ仕事の依頼が来ることがあるかもしれません。ですが、ここまではまだ運任せで不安定。この段階でまだマネタイズできる、「好き」が「お金」に変わる可能性は限りなくゼロでしょう。そこでDaiGoさんはアピールと一緒にコミットメントについても言及されています。

 簡単に言えば「自分はこの分野が得意なのでこんなことができますよ」「この分野について詳しいのでこういった方面であなたの手助けができますよ」といったことを表明します。この「アピール&コミットメント」が「好きなこと」をマネタイズする上で大切なことです。もしこれができれば、マネタイズのチャンスはぐっと近づくことでしょう。

好き、得意を見つけるために注目すべきこと

  とはいえ、好きなことを見つけるのはそう容易いことではありません。僕の場合は今こうしてるように、本を読んだり文章を書いたりといったことが好きですし、YouTubeでゲーム実況や書評動画(というとちょっと厚かましいかな?)などもだしていて、他にも小説家になろう。への投稿など、好きなことをすでにたくさん見つけられています。

 しかし、この記事を読んでいらっしゃる方の中で、現段階で自分の好きなこと、得意なことが何かわからない、という人もいるでしょう。安心してください。誰しも自分の好き、得意なことというのはあるものです。そして、そうした好き、得意なことを見つけるために大切なこと、注意すべきことも、本著の中にしっかりと書かれています。

 それがフロー状態に入れるか否か、ということです。フロー状態とはある物事に集中していて、周囲の情報がほとんど入ってこない、といった状態です。

 例えば仕事中、作業に集中していて同僚から肩を叩かれるまで時間の経過を忘れて作業をしていた、といったことや、本を読んでいていつの間にか読み終わっていた、などといった経験はありませんか?時間を忘れて没頭できる、極限まで集中している状態、それがフロー状態です。このフロー状態に入れる物やことを見つけられるかが、重要な部分になってきます。もしあなたがまだ、好きなことや得意なことがわからないのであれば、時間を忘れて没頭できることが今までになかったかどうか、なかったのなら、新しい趣味を始めたり挑戦をしたりして、フロー状態になれるものを探してみるのも一つの手かもしれません。マネタイズするわけではなくとも、フロー状態に入れるものを見つけられるだけでも人生の見方は大きく変わるでしょう。

 ぜひ、心から夢中になれる何かを探してみてください!

自己投資は惜しむべからず。

 自己投資というと、なんだか堅っ苦しいイメージがありますね。とはいえ、それほど難しいものではありません。DaiGoさんの場合は本を買うことにお金をより多く使うそうです。別のメディアで聞いた話によると、月に100万円以上のお金を本に費やすそうです。そうして得た知識(インプット)を世の中へと発信することで(アウトプット)更にお金が入ってくる。そしてまた本を買って知識を得る、という無限のサイクルを作り出しているそうです。

 ここまで読んで、まだピンとこない人のためにもうちょっとわかりやすく言うと、「好きなこと」のためにお金を使い「世の中に発信or人助け」をしてお金を稼ぐ。そして再び「好きなこと」に関する知識を増やしたりスキルを磨いたりするためにお金を使う。この無限ループが、マネタイズの真骨頂です。この無限ループを作り出せれば、マネタイズはほぼ完了といっていいでしょう。趣味のためのお金は趣味で稼げるようになれば、日常の生活に影響を与えるに十分です。

 が、ここでDaiGoさんはもう一つ踏み込んで、永遠と続くメビウスの輪ではなく、螺旋階段式のマネタイズを提案されています。常に進化、変化を取り入れていき、昨日までの自分より一歩でも成長する。そんなイメージです。それを再び世の中に発信することで、不安定かついつ途切れるともわからないメビウスの輪ではなく、永遠と続く螺旋階段状の進化を遂げられることでしょう。

感想と決意表明

 ここまで、他人の本で偉そうなことを言ってきましたが、僕自身まだまだマネタイズへの道は始まったばかりです。まずはメビウスの輪を目指し、本に関連する代金は本で稼げるようになるのが当面の目標です。そうしてマネタイズのスタートラインに立ったら、今度は各メディアを通して好きなことで楽しく稼ぎ、楽しく浪費していきたいと思っています。もしこの記事、またはDaiGoさんの本著『「好き」を「お金」に変える心理学』を読んで同じ志を持った方がいらっしゃいましたら、ともに頑張りましょう。僕たちの前途は非常に明るいものであることを僕は確信しています。それではまた次回、お会いしましょう。


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