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【ロウソクの科学】揺れる炎が導く、科学への入口

ファラデー著『ロウソクの科学』

 

 

概要

ひとたび火をともせば、そこには様々な科学がある。子供達はその科学の光にうっとりとし、そして魅了される。なぜ、ロウソクの日は美しく燃えるのか。その秘密を科学的に取り扱う事から、すべては始まっていく。

 

 

本書は科学者、マイケル・ファラデーのクリスマス講演の様子を綴った科学の入門書です。

 

科学といえば、僕はこれまであまり科学というものを意識したことがありませんでした。今でこそ生活の中に科学が溢れているのだという事を知っていますが、学生時代などはそんな事は露ほども頭にありませんでした。

 

そんな僕がこの『ロウソクの科学』を読もうと思ったのは、やはり大人になった今だからだと思います。

 

本書はファラデーがクリスマスから行った科学講演を元に制作されています。ページ数もそれほど多くなく、翻訳も読みやすくなっているのではないかなと個人的には思いました。

 

ファラデーは通称クリスマス講演と呼ばれるこの科学講演を、子供達に向けて行っていました。けれど、前述したように僕はこれを大人になって読み、ちょっとした感動を覚えています。

 

ロウソクは誰もが一度と言わず使用した事があるかと思いますが、そのロウソクの炎には実に様々な科学的事象が隠れていた事をファラデーは教えてくれました。

 

もちろん、150年以上前の人物なので、今では古くなってしまった科学的知識などもますが、それも含めて、きっと興味深く読めるのではないかと思います。

 

子供はもちろん、大人も十分に楽しみ、そして科学の端に触れる事ができる、興味をそそられる、そういった内容になっています。

 

というわけで、いかがでしたでしょうか? もし、興味を持ってもらえたら、ぜひ読んでみてください。

 

それでは、また次回お会いしましょう。さようなら。


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