プラスアルファの本棚

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橘公司「デート・ア・ライブ」について。

世界を殺す少女と救おうとする少年

みなさんこんにちは。プラスアルファです。今回も、書評的なことをしていきたいなと思いますので、お付き合いください。

今回ご紹介するのは橘公司先生原作、つなこ先生イラストのデート・ア・ライブ

です。「世界を殺す少女を止める方法は――デートして、デレさせること!!」という印象的なフレーズでおなじみの本作ですが、実はライトノベルとしてはかなり珍しい部類に入るのではないかと思います。それというのも、まず注目すべきは作中で登場する数々の固有名詞でしょう。

《精霊》、《空間震》、《フラクシナス》、《魔術師》、《AST》……。他にも魅力的かつ厨二心をくすぐるワードがたくさん出てきます。他にも魔法やそれ以外の未知の物質、世界的大企業が仕掛ける歴史を揺るがすような陰謀などなど。ここまで読んできたそこのあなた。興味出てきましたか? 出てきましたよね(威圧)。では、続きをどうぞ。

主人公・五可士道について。

本作の主人公。都立来禅高校に通う高校二年生。精霊の力を封印する能力を持つ以外は、どこにでもいる普通の高校生。両親はおらず、妹の琴里と二人暮らし。家事万能で優しく、ボケにもツッコミにも対応可能というマルチスペックの持ち主。この記事の筆者は男だが、作中で一番結婚したい人物。後述するが、妹の琴里から精霊の能力を封印する能力を見出され、精霊を救うためにラクシナスのクルーたちと奔走していく。

士道の義妹・五可琴里。

士道とともに暮らす妹。実は義妹で、なんとJC! フラクシナスの司令官を務め、ラタトスクと呼ばれる精霊を救済するための組織で働いている。その若さに似合わない類稀な統率力でクルーたちにビシバシ指示を飛ばす姿はまさに格好いいの一言。自身も炎の精霊であり、士道のことを誰より大切に想っている。それが恋か否かはさておいて。

精霊・夜刀神十香。

士道たちの前に現れた最初の精霊。自身の身の丈より巨大な剣《塵殺公(サンダルフォン)》を操る。普段は臨海と呼ばれる謎の空間にいるが、本人の意思とは関係なく、士道たちの世界へと現れる。その際に、空間震と呼ばれる現象を起こし、周囲の建物や人々を巻き込み、甚大な被害をもたらしてしまう。そうした事情もあり、現界するたびに、陸上自衛隊特殊精霊部隊通称《AST》に命を狙われていた。士道と最初に出会った時も、自らを殺害しようとしてくる敵対者としてとらえてしまっていた。

おおまかな展開。

空間震の原因を知った士道は琴里のサポートを受けながら、精霊を救うことを決意する。精霊と呼ばれる少女たちに、誰かを不幸にしようという意思はなく、そんな彼女たちを救うために士道は精霊を助ける。最初は不審がられ、猜疑と疑惑の目を向けられていた士道だったが、次第に彼女たちの信頼を勝ち取っていった。そうして、デートを重ね、精霊たちとのキズナを深めていく。これはそういうお話。

「さあ、わたしたちのデートを始めましょう」

橘公司、つなこが送る壮大な愛と絆の物語。

デートして、デレさせろ!!


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