プラスアルファの本棚

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豚のレバーは過熱しろ2回目を読了しました。

こんにちはこんばんは。プラスアルファでございます。

 

今回も一冊読み終えましたのでご紹介を。

 

今回の一冊はこちら。

 

逆井卓馬著『豚のレバーは過熱しろ 2回目』です。

 

前巻の書評記事はこちらから。むしろ本編を読んで欲しいです。

 

purasuarufainburogu.hatenablog.com

 

とまあ、宣伝はこのくらいにして、本題に入って行きましょう。

 

今回のお話は自称『眼鏡ヒョロガリくそ童貞』である理系大学生が、科学の力を使って気を失う、というところからスタートします。なので今回は豚の生レバーを食べたわけではありません。

 

更に今回、主人公の豚の他にもう一人、ハンドルネーム『サノン』というネットで知り合った仲間が一人、同行します。彼は黒豚になりました。

 

さて、気を失った二人は当初の目的通り、きちんと豚と黒豚としてメステリアの端の方にある旅籠の豚小屋で目を覚まします。そこにはセレスという前回の冒険で知り合ったイェスマの少女が働いていました。

 

イェスマというのはメステリアに存在する種族のひとつで、彼女たちは他人の心を読むことができます。

 

そんな齢十三の少女セレスの顔面をベロベロと舐めていた黒豚そしてそれを後方からドン引きで眺める豚という構図が物語のスタートです。かなりひどい絵面ですが、そこは遠坂あさぎ先生の素晴らしいイラストの力によって全員が可愛く描かれています。

 

前回はジェスというイェスマの少女と旅をしたのですが、今回の旅の相棒はこのセレスです。

 

さて、豚と黒豚がセレスの許に現れたまさにそのとき、メステリアは混迷していました。

 

というのも、イェスマの人権を訴える『解放軍』王家にしか存在しないとされていた魔法使いを頂いた『北部軍』そして、それらふたつの勢力と刃を交える『メステリア軍』の三つ巴の戦争に突入しようとしていたからです。

 

既に何度か戦火は起こり、メステリアの王イーヴィスが呪いを受けたり『解放軍』のリーダーであり、セレスの思い人のノットが『北部軍』に捉えられ、見世物にされたりしていました。

 

そんな戦場に変わりつつある戦火の中を、セレス、豚、黒豚はそれぞれの目的や願いを胸にそれぞれの思い人に会うために出発します。

 

結果としては一応のハッピーエンドで終わるのですが、しかしまだまだ戦争は続いています。

 

今後、彼らを待ち受ける運命とは!次巻が楽しみですね!笑

 

それでは今回はここまでに死体と重います。また次回、お会いしましょう。


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