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P.A.WORKSが紡ぐ、過去と未来の物語「色づく世界の明日から」を紹介します!

 もしも未来から過去に送られたら?そこにはどんな意味があって、何をするべきなのでしょうか?

 そんなわけで、今回ご紹介する作品はこちら。

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 P.A.WORKS制作のオリジナルアニメーション『色づく世界の明日から』です。

 大魔法使いの祖母によって過去に送られた少女と過去の長崎市で出会った少年少女たちの甘酸っぱく、ほろ苦い青春群像劇です。

 オープニングテーマはハルカトミユキ『17才』エンディングテーマはやなぎなぎ『未来の君と薄明の魔法』です。

 

17才(期間生産限定アニメ盤)(Blu-ray Disc付)

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あらすじ

  幼い頃から白黒の世界で生きていた少女、月白瞳美はあまり他人と交流を持たない内気な女の子だった。とある夏祭りの夜、祖母の月白琥珀によって魔法で西暦2078年から2018年へと送られる。そこで出会ったのは、彼女の事を心から好きだと言ってくれる友人たちや、60年前の祖母、琥珀。

 そんな彼らとの触れ合いの中で、瞳美は自分を包んでいた殻を破り、色を取り戻していく―。

世界感

 魔法使い

 魔法が存在する世界。ただし、その絶対数は少なく、魔法による文明よりは科学文明の方がより発達している。主人公の月白瞳美は魔法使いの家系だが、魔法を嫌っていた。

舞台

  長崎県長崎市が舞台。祖母の琥珀により60年前の長崎に送られた瞳美は、その時代の南ヶ丘高校へマジカルステイする事になる。60年前の月白家にお世話になりながら学校へ通い(どうやったかは不明)、写真美術部の面々と出会う。なぜ過去の送られたのか、その理由がわからないまま月日は過ぎていく。

 

登場人物

月白瞳美(つきしろ ひとみ)

CV.石原夏織

『色づく世界の明日から』の主人公。幼い頃に色が見えなくなり、心を閉ざしてしまった。60年前にやってきて、写真美術部と出会った事をきっかけに、徐々に自分を好きになっていく。魔法の家系に生まれ、自身の魔法の才能に恵まれてはいるが、魔法という力を嫌悪していた。唯翔たちと出会って、魔法がだんだん好きになっていった。

月白琥珀(つきしろ こはく)

CV.本渡楓(60年前)島本須美(60年後)

 瞳の祖母。瞳美を過去へと送った張本人にして、未来へと返した人物。厳密に言うと違うが、大体あっているのでよし。

 瞳美が60年前にやってきた当初はイギリスへ留学しており、イギリスから帰ってくると瞳美と一緒の行動を共にする。魔法の才能に恵まれ、また勉強熱心な面も持っているため、よく書物を読んでいる。元気であかるく、いたずら好きな一面も。

 瞳美を過去に返すために色々と手を尽くしていた。

葵唯翔(あおい ゆいと)

CV.千葉翔也

 写真美術部の唯一の美術部員。実態は人数の少なくなった両部活を統合しただけなので、活動事態は別な事が多い。物静かで穏やかな性格で、絵を描くのが趣味だったが他人に見せるのはあまり好きではない。

 父親はおらず、母子家庭で育っているため、進学は諦めようとしていたが。だが、瞳美との出会いを通じて自分の好きな物を貫く決心をする。

風野あさぎ(かざの あさぎ)

CV.一ノ瀬加那

 写真美術部の二年生。瞳美のクラスメイトで、よく虫や動物などの写真を撮っている。とくにうさぎやペンギンが好きらしく、そうした写真がよく目立つ。

 自分に自信が持てず、一歩引く事が多かったが、瞳美と活動をしていく内に少しずつ変化していく。

川合胡桃(かわい くるみ)

CV.東山奈央

 写真美術部の三年生。メガネがトレードマーク。活発で明るい性格で、後輩とも近しい距離を保っている。先輩というよりは同い年の友人と言った感覚になる事が多い。それでも時折、先輩らしい一面を見せる事もある。

山吹将(やまぶき しょう)

CV.前田誠二

 写真美術部の三年生。部員の中では一番大柄な体躯。爽やかな好青年で部長。面倒見がよく、よく他の部員の事を見ている。瞳美と一緒に過ごす内に、彼女に惹かれ、告白するも振られてしまう。けれど、その後すぐに応援する、と言えるなど潔い人柄。

深澤千草

CV.村瀬歩

 写真美術部の一年生。でも中学時代からちょくちょく遊びに来ていたらしく、あまり新メンバーとして扱ってもらえていない事に若干不満がありそう。飄々とした性格で、どちらかというと子供っぽいが、その分自分の好きな事に正直でいられる。写真が好きで、女の子を撮るのが好きというチャラいところも。

月白瑠璃

CV.大原さやか

 琥珀の母で瞳美から見れば曾祖母。何かと問題を起こす琥珀のために方々へ謝りに行く事が多い。割と苦労人らしい。未来から来た瞳美を実の娘のように受け入れている。

月白柚葉

CV.潘恵子

 琥珀の祖母。瞳美を未来に返すために奮闘する琥珀をよく励ましている。

月白玄

CV.森川智之

 琥珀の父。優しく気の利く性格で、イケメン。

葵遥

CV.本田貴子

 唯翔の母。絵ばかり描いている息子に女の子の影が出てきた事に喜んでいる。

風野光瑛

CV.丹羽正人

 あさぎの父。写真館を経営している。

 川合苺花

CV.橘えみり

 胡桃の姉。パティシエとして働いている。胡桃の尊敬の的。

 朝川砂波

CV.長谷川育美

 南ヶ丘高校野OGで、唯翔の先輩にあたる人物。個展を開くほどの実力者。

一柳柊生

CV.諏訪部順一

 琥珀の行き付けの貸本屋の店主。魔法に付いて知る数少ない人物で、何かと手伝わされている。

 

見所

  本作の見所と言えば、やはり写真美術部の面々が織りなす青春群像劇でしょう。それまで何事もなく過ごしていた写真美術部でしたが、瞳美、琥珀の加入によりそれぞれの気持ちに変化が訪れます。穏やかに過ぎていたはずの高校生活の中に、突如として舞い込んできた一陣の風は、きっと彼らを少しだけ成長させてくれる事でしょう。

 そしてもうひとつの見所は、背景。スタッフやアニメーターさんのたゆまぬ努力の末、美しい背景が実現されています。美麗な背景と胸を締め付けるようなストーリーが、きっと観ている人に魔法をかけてくれるでしょう。

視聴後の感想

  視聴後はやはり、どこか悲しい気持ちになります。せっかく仲良くなったのに、もうお別れなのかと思うと、寂しい気持ちにもなります。

 けれど、それだけではなく、嬉しい気持ちにもなります。それまであまり笑う事のなかった瞳美が笑う事が増えたからです。それはラスト数分間だけでも十分に実感できる事と思います。

 

 さて、いかがでしたでしょうか?もしこの記事を読んでくれて興味を持ってくれたという人がいましたら、ぜひ購入&視聴してみてください。それではまた、次回お会いしましょう。それではっ!

 


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