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【未来のセックス年表】性愛なしでは語れない。人類とテクノロジーの発展の未来!

坂爪慎吾著『未来のセックス年表』

 

概要

今やテクノロジーは我々の生活のあらゆる部分に入り込み、なくてはならない存在となっている。スマートフォンを始め、家庭や職場、恋愛の場に至るまで、本当にあらゆる場面でテクノロジーの恩恵を受けている。そしてそれは、我々の性愛に関しても同様である。主種様々な課題、悩みを解決してきた技術の進歩は、今後セックスや生殖といった部分にも切り込んでいくだろう。そんな未来の性と生殖にまつわる、見解と予測を展開し、今後の人類(特に日本)において政治や個人のあり方を問う一冊。

 

 

人間を語る上で、セックスというものを抜きにすることはできないでしょう。例え僕のように生涯のパートナーに出会えない確率が高い人間でも、全く他人事、というわけにはいかないものだと思います。

 

僕が本書を手に取ったのは、やはりそのタイトルと帯に惹かれてでした。

 

本書のタイトルは『未来のセックス年表』。セクサロイドは誕生するか、という謳い文句に惹かれて購入しました。

 

この本を読み始めた時、僕はこの本を『SFファンのための本』だと思っていました。

 

というのも、やはり『未来の』や『最先端の研究』『セクサロイド』などSFファンにとっては馴染の深い単語が並んでいたからです。

 

しかし、わくわくしながら読み進めていた僕に対して、著者の坂爪さんはカウンターをお見舞いしてきました。

 

なぜなら本書はすけべ心を持った青少年のための本でもなければSFファンのための本でもなかったからです。

 

本書は現代における社会問題、特に性に関する社会問題を一つのテーマとして書かれたものでした。それはもう、大まじめに。

 

しかも割と赤裸々に語られている部分があり、そのタイトルからもやはり一人きりでじっくりと腰を据えて読むのがいいのではないかと思います。

 

ざっくりとした内容としては、現在僕たちが何気なく使っているスマートフォン。全国的に普及したスマホと性の関連性について。そしてセクサロイドについて。

 

読了後、じっくりと未来について考えてみる。そんな力を持った本だと思います。

 

セクサロイドに限った話ではありませんが、SFファンにとって実現してほしいものというのは色々存在します。

 

例えばドラえもんの『どこでもドア』はその代表例でしょう。

 

現在、世界各国では自動運転車の研究が進められているという噂もあります。もしも完全にハンドルやブレーキなどがなくなった車が登場したなら、心の底からそれを欲しいと僕は願っています。

 

しかし、そこには法律の問題、安全性の問題など、様々な問題がありました。

 

けれど、我々はその問題を解決してきたという実績があります。

 

エロ×テクノロジーについても、同じような事が言えるのではないかと僕は確信しています。

 

さて、今回はここまでにしたいと思います。それでは、また次回お会いしましょう。


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