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【書評】東野圭吾最新作『クスノキの番人』

こんにちはこんばんは。プラスアルファでございます。

 

今回も一冊読み終えましたのでご紹介したいと思います。今回ご紹介するのはこちら。

 

東野圭吾著、クスノキの番人。

 

あらすじ

その木に願えば何でも叶う。そんな噂が広がり、パワースポットとして有名な月郷神社のクスノキ。そんなクスノキの番人として、直井玲斗が任命される。父親を知らず、幼い頃に母親を失った天涯孤独な彼をクスノキの番人として指名したのは、今は亡き母親の腹違いの姉…玲斗にとっては叔母にあたる女性、柳澤千舟だった。仕事はごくシンプルなもの。神社内の清掃と新月と満月の夜、祈念に訪れる人々をクスノキまで案内すること。そう…クスノキの噂は本当。しかし、その力が発揮されるのは新月と満月の夜のみ。普段は霊験あらたかなご神木として、月郷神社にその御身をそびえさせているに過ぎない。そして二夜に訪れる、二人の祈念者。なぜ彼らはクスノキに祈るのか、何も語ろうとはしない千舟が、玲斗をクスノキの番人として指名したのはなぜなのか。不思議な、そして心を震わせる三組の親子の、そして家族の物語。

作家生活35年の著者が紡ぐ、神秘的な家族のストーリー。

(カット)

 

というわけで、クスノキの番人、です。

 

総ページ数は451ページとなかなかのボリュームですが、その分内容は素晴らしく、感動的でした。著者の作家としての腕が見事に光っていました。

 

今回登場する家族は三組で、主に物語を引っ張っていくのは佐治寿明と娘の美優の親子。玲斗がクスノキの番人になって間もなく、二人のいざこざに玲斗が巻き込まれてしまいます。

父、寿明の浮気を疑う美優。彼女とともに寿明の秘密を負う内に、玲斗はクスノキの様々なことを知っていきます。父がクスノキに何を祈っていたのか、その理由を知り、美優は改めて父、寿明を見直したりもしました。

他にも、大場荘貴、そして玲斗と千舟についても触れられます。これがまた涙腺を刺激してくるんです。

 

果たして、一体クスノキにはどんな秘密があるのか、そしてクスノキの番人が果たすべき役割とは。その真相は実際にお手にとって、確かめてください。

 

それでは、今回はここまでにしたいと思います。チャンネル登録と高評価をよろしくお願いします。Twitterやブログもやってますので、そちらもぜひのぞいてみてください。

 

それではまた、次回お会いしましょう。さよなら。


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