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まだ見た事ない人のために「PSYCHO-PASS」をあらすじ紹介

 ―犯罪係数、オーバー300。執行対象です。

 もし、ある日突然銃口を向けられ「お前は将来犯罪者になる。だからその前に逮捕する」なんて言われたらどう思いますか?まだ犯してもいない、本当に実行するかもわからない犯罪のために逮捕される。こんな事、普通だったら納得できません。それだけではなく、命まで奪われるとしたら…?

 そんなわけで、今回ご紹介するのはこちら。

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 2012年にテレビアニメ一期が放送され、2019年12月現在第三期が放映中のPSYCHO-PASS。テレビアニメ、劇場版四作、漫画化やノベライズ、スピンオフ作品など、様々なメディアミックスを展開する本作。人気の理由はやはり、作りこまれた世界観と重厚なストーリー。何より、登場人物たちの人間味あふれる部分が人気の理由かなと思います。

 そんなPSYCHO-PASSを今回はご紹介したいと思います。

あらすじ

 近未来。科学の英知、シビュラシステムと呼ばれる存在によって人間の心は丸裸にされた。思考過程や好み、向き不向きから職業的適正に至るまで、シビュラシステムは社会にとってなくてはならない存在になったのだ。人間の生態力場から人の心を解析し、犯罪行為に走ると判断された者を事前に取り締まるようにもなった。

 そのお陰で、犯罪という行為はその数を減らし、代わりに潜在犯と呼ばれる人々が現れた。社会から隔離された潜在犯を収容する施設まで存在する。

 そんな社会にあってなお、犯罪という行為そのものは数こそすくなくなったが、なくならなかった。公安局刑事課に配属された常守朱は早速、犯罪者の起こした事件の捜査に駆り出される。そこで、潜在犯の中でも犯罪捜査に協力的な人物―執行官と対面する。

 彼らを同じ人間だと思ってはならない。先輩の宜野座伸元に忠告され、執行官とともに犯罪捜査へと乗り出す常守。そうしてチームで犯罪者を狩っていく先で、犯罪係数を自在に操れる存在―免罪体質者である槙島聖護の影を追っていく事になる。

 彼は問う。正義とは何か、人間の意志とは何かを…槙島を追う果てに、本当の正義の意味を考える―。

 

1 犯罪係数

↑Amazonprimevideo

 

主な登場人物たち

 

 狡噛慎也(こうがみ しんや)

 公安局刑事課一係執行官。元は監視官だったが、犯罪係数が上昇したため、潜在犯として扱われる事に。けれど、犯罪捜査に関わりたいという強い意志により執行官として最前線に出続ける。槙島聖護との対決によりシビュラシステムの目、ドミネーターでは執行できない人間もいる事を知る。その過程でシビュラシステムに頼るのではなく、自らの意志に基づいて殺人を犯す事を選択する。

 

 常守朱(つねもり あかね)

 公安局刑事課一係監視官。一期一話では新米ながらに事件現場に投入され、犯人を追い詰める。被害者までドミネーターで撃とうとした狡噛を止めるため、執行官に向かってドミネーターを向ける。一話から最終話にかけて、時間をかけて成長していく姿はまさに社会の荒波に飲まれた若者そのもの。最終的にはシビュラシステムの秘密を知り、対等に渡り合うまでに成長する。

 

 宜野座伸元(ぎのざ のぶちか)

 公安局刑事課一係監視官。常守の先輩にあたる。常に冷静沈着を旨としているが、感情の起伏は割と激しい。親族から執行官になった人物がいて、自分はそうならないように保身に徹し、シビュラシステムの傀儡として働いていた。しかし、常森狡噛、他の監視官執行官と接するうちに現在の公安のあり方に疑問を抱くようになった。その結果、自分の意志を持ち、そして潜在犯落ちをする。

 

 征陸智己(まさおか ともみ)

 公安局刑事課一係執行官監視官執行官の中でも最年長者で、感情的になる事は少ない。自身の経験と勘を信頼しており、刑事としては優秀。シビュラシステム誕生以前は刑事として東奔西走の日々を送っていたが、犯罪捜査に関わる中で犯罪係数が上昇。シビュラシステム普及後は潜在犯として扱われてきた。親族に執行官がいて、密かにそれを誇りに思っている節がある。

 

 縢秀星(かがり しゅうせい)

 公安局刑事課一係執行官執行官としてのキャリアは一番短く、また常森と仲良くしている事からおそらく年齢は二十台前半。髪色は明るく、ノリは軽い事から、潜在犯落ちする以前はチャラい大学生だったのではと想像される。とにかく、一番過去について追及される事がなく退場してしまったのでその辺はわからない。

 

 六合塚弥生(くにづか やよい)

 公安局刑事課一係執行官常森を除けば、唯一の女性。執行官になる以前はバンド活動をしていて、活動しているうちに犯罪係数が上昇。隔離施設に送られた後、親友を止める事ができなかった経験から執行官になる。

 

 唐之杜志恩(からのもり しおん)

 公安局の分析官。情報戦に長け、主に監視官執行官のサポート役をしている。金髪で胸元の大きく開いた服を着て、扇情的な振る舞いが多いが一係の面々は慣れたものらしく、反応が薄い。

 

 槙島聖護(まきしま しょうご)

 テレビアニメ第一期に登場する犯罪者たちのボス。犯罪係数を自在に操れる免罪体質者で、自身もたくさんの人間を殺している。「人間は自分の意志で行動した時のみ意味を持つ」の言葉通り、人の胸の底にある意志を問いただすべく、日夜犯罪計画にいそしんでいる。狡噛をかなり気に入っている様子。

 

 シビュラシステム

 〝日本〟の経済、物流、治安維持に欠かせない根幹と司るシステム。人の心の内を読み解き、その人にとってもっとも適切と判断される神託を下す。その正体は何百人といった過去に存在した免罪体質者たちの脳を統合する事で意識、思考の拡張に成功した非、人道的でマッドサイエンティズムの象徴のような存在。

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか?誰かに決めてもらう事は楽ですが、自分で考える事も大切です。この作品はそんな当たり前の事を改めて考えさせてくれる、そんな作品です。

 単純にエンタメとしても面白いので、ぜひ買って視聴してみてください!それではっ!

 


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